薬剤師としてどう生きていきたいのか~親の背中を見て感じること~
雨脚がかなりきついですが、電車がきちんと動いているだけでも感謝です。
こんにちわ。
今回の記事は、私自身が薬剤師になった時にどういう気持ちでいればいいのかを考えたいと思ってのことです。
同じ医療系学生の方も、読まれていると思いますが、その方に対しても読んで頂けると思います。
今の薬剤師に何が求められているのか…。
多くの薬学生の方が就職活動時に考える志望理由と同じようで違います。私は、薬剤師という職能を医療だけで考えるのは違うということを常に感じていました。それは両親の背中を見て感じています。
医療だけで全てが回っているのではない、行政や福祉といった他分野の業種との連携をきちんと考えている。それだけではなく、人に対して、いつも気持ち良く当たっていることです。
私の両親が常に言っていることは、「自分だけではなく、周りもよくなるように考えること」「人に対して目を配ること」です。
人の思いに触れる機会は医療者になると日常茶飯事です。
患者さんはしんどさを持ってやってきますから、ある意味身勝手な素振りをするようになります。
その時に、薬剤師がどれだけ我慢してその人のためにできるか…だと思います。しんどい時こそ、お互い様。そういう考えを持って対応できることが必要だと感じます。
後は「温かみを持った対応」ですね。私の母を見て思います。患者さんや職員の方に対する慈愛に満ちた一言一言に感動します。
医師が頂点になっている医療現場ではあります。しかし、医療現場だけしか知らずにいては、「医の中の蛙(井の中の蛙)」になってしまいます。
多職種連携を考える時、医療現場だけではなく、他の分野の方たちや自身が持つ人脈をどれだけ持っているかが問われているのではないか。と思います。
薬剤師を目指すのがしんどいと感じたことはないか。
確かに進級や留年の恐怖と戦って、六年まで行っても卒業できないことがあるということを身を持って知りました。
ですが、それは自分に何が足りないのかを知るためには必要な試練であったのではないか。そう感じています。
自分にできること、そうではないこと。これらをしっかり考えながら勉強するためにブログを始めたわけです。
その一方で、私は自分の甘さを感じることがあります。親が私に対していったこと今も忘れません。「自分の気持ちだけはしっかり持ちなさい」
この一言しか言えなかったのでしょう。でも、応援してくれているという気持ちだけはしっかり受け取らせていただきました。感謝しかないです。
私の勉強状態を常に監視してくれていた実家時代に比べ、大学時代における親の監視の目はかなり緩かったと思います。
でも、再試になったりすると、進級できるんか?と詰問されたことはありました。
そして、いつも言われる言葉があります。「頑張れるときに頑張らないといけない。努力するなら結果がだせるように」
我武者羅に頑張るだけではなく、効率も含めて結果を出せるようにするべきだといわれていると思います。
これから先、国家試験果ては薬剤師になった時に、どういう方向性で生きていきたいのか。
私は自分の苦手意識をなくすことや、今の現状に対してきちんと向き合うべく、これから大学を離れ、学習の場を予備校に移し頑張っていきたいと思います。
できること、できないことを含め、適切に対応していくことを含めて、勉強の頑張りをしっかり身に着けるべく頑張っていきたいと思います。
薬剤師になった時、親の言葉を肝に銘じ、患者さんに対する慈愛に満ちた対応ができること。そして、医師や他のスタッフとの連携や、他分野の方たちとの関わりを含めた人脈を作っていきたいと思います。
かなり長くなりましたが、これを初心表明として、頑張っていきたいと思います。
では。