診療科の壁を取り払った問題にどう対応する?
こんばんわ。
私が今後受ける薬剤師国家試験の問題の実践問題ですが、診療科の壁を意識させない
問題が多いです。
それは、薬剤師が現場で求められるものが本当に多いということの証左であると
同時に、実際の症例を基に作られているため、医師や看護師からの相談内容も
記載されています。
そんな実践問題ですが、実際に模試二回とも、100点超えはしていますが、なかなか
それ以上の得点には至っていません。
知識がないわけでもないのに、と感じていましたが、実務の先生に質問したところ
こういう答えを頂きました。
『リード文から、何を問われているか、読み取れ切れていいないのかも…』
衝撃でした。
自分の中では100点超えているという自負から、自分なりに読み取れていると思っていたので…。
でも、自分が思っていた物ははっきり言って『不要な自信』だったんですね。
問題に書かれている処方箋を見て、この薬が出ていて、症状はこうだから、
推測するに『〇〇では』という感じで考えて問題を解いていました。
しかし、本当に重要な『リード文』に帰って確認する癖をつけていなかったんですね。
言われてからもう一回、解き直すと出るわ出るわ…。
本当に使える自信を持った知識ではなく、『いつの知識?』という不安定な物で、
問題を解いていたんです。
これでは解ける問題も解けないばかりか、時間の無駄になる。
よって、今後はこのように問題を解いていきたいと思います。
- 患者さんの症状や病態について、リード文でしっかり確認する。
- 処方された医薬品を確認した後、リード文で確認した事項をもう一回確認する。
- 処方薬と患者情報を見た後、どういう疾患があるのかを考える。
- 科目毎の繋がりを意識した出題になっているが、何が問題になっているかを認識することを忘れない。
- 診療科の壁を取り払った問題設定であることを忘れず、しっかり取り組む。
という、5つのポイントを自分の中で抑えた上で、今後の模試や日々の他のテストに
取り組んでいきたいと思います。
特に、どういう疾患が考えられるかというところは、疾患の鑑別ができないとその薬剤が本当に必要かをみることができません。しかも、禁忌肢が導入されたことで、
使ってはいけない薬剤も含まれるようになったので、それを実際に選ばないように
しないとダメなんです。
薬剤や患者情報だけではなく、患者背景にも目を配れるようにしていくことを
目標に、今後の日々の学修に精進していきたいと思います。
今度は、110ぐらい取れないとだめだなって感じて居ます。
それでは。