未だに…医療関係者になる方、医療関係者、そのほかの業種の方に言いたい事。
こんにちわ。
私は、今日本当に気分が悪くなる記事を見つけました。以下です。
そもそもです。『気持ちはわかるが、冷静な対応をお願いします。』
これを院長先生ご自身がいうべきことでしょうか。
『差別はしてはいけない、もとは一緒に働いていた方たちなんだよ』
『誰でもなる感染症であるという認識を持って欲しい。
医療の現場で働いているからという職員の家族だからといって
差別はしないで』となぜ、強い発言ができないのかという感情を
抱きました。
はっきり言いたいのは、コロナ病棟で働いている方は、もともと一緒に
働いてきた方たちです。人材が少ないために、異動となり働かれています。
それだけではなく、普通の一般病棟にいた方たちが異動になっていることが
ほとんどのはずです。
今まで、一緒に働いていた人たちから、『来ないで』『お前らのせいで、
感染が起こったんだぞ』って言われる始末。
※実際にそういう発言があったそうです。これは衝撃でした。
報道番組のディレクターに対して、涙ながらに声を震わせながら、話をされていた
看護師の方に対して、何とも言えない気持ちになりました。
『コロナ病棟に異動になる前まで、一緒に働いていた同僚からそんなことを
言われるなんて…』こう述べられていたのを見て、私は、とんでもない差別が実際の
現場で起こっているのだなと痛感しました。
*昨日いただいたコメントの中で、記事には『医療関係者の差別については
書かれていなかった』との指摘を受けました。
リンク先の記事には記載がなかったものの、報道で見聞きしている事実として認識して頂きますようお願い申し上げます。
正直に言えば、こういう暴言を言ったり、差別的な発言をするということに対して
私はあまりにも酷いなと感じています。コロナ病棟で働いている方たちが、
一生懸命働いて頑張っているのがなぜ、理解できないのでしょうか。
同じ医療関係者同士での差別だけなら、まだましかもしれない。
ですが、今回の場合は、その家族にまで、外部から差別が及んでいるということ。
決して許される話ではないです。
記事でも書きましたが、自分が感染しない体づくりやしっかり予防するなどの
対策を行っているという自信を持っていれば、人に対して、そのような発言を
することはないと思います。過去の記事を載せておきます。
私は今回の記事を見て、本当に差別する人が多くなったなと心なしか呆れて
しまいました。コロナ病棟で働いている方に対する労わりも、感謝もない、
ただ、『一緒にいたくない』という負の気持ちから、同じ医療関係者に対して
『感染のリスクがある危険な人』という認識を持っていることが本当に
問題だなと感じています。家族に対しても、通園や通勤を拒否するといった
差別も、本当にあり得ないことだと思っています。
私たちが、安心して生活できているのは、感染のリスクの中で必死になっている
医療の現場で働いている方たちの犠牲の上でなりたっていることを忘れてはいけないと
思います。同じ医療関係者でも、感染リスクを軽減しようと必死になっている方が
いるからこそ、安心して働けているんだという認識を持って頂きたいと思います。
もちろん、日々の疲れも相まっての発言かもしれません。
しかし、だからと言ってそのような差別的な発言をしていいとはならない
はずです。そのような発言を許さないという強い姿勢が経営幹部には
必要ではないかと思います。これは、医療機関だけではなく、他の業種にも
通じるものがあると思います。
そのため、今回の記事に出ていた院長先生の発言に対して、物凄く違和感を感じ、
怒りを感じました。医療現場における他の医療関係者からの差別に対しても
強い姿勢が必要ではないかと思っています。
感染制御に従事している専門の薬剤師の方も居られると思います。
そのような方たちに対する態度を今一度、見直してみて欲しいと思います。
以上です。