薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

処方箋入力代行サービスの裏に隠れた現実。

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こんなにも薬局によって、変わってくるんだなと感じました。

こんにちわ。

薬局における処方箋入力の大変さ

 これは実際に体験してみないとわからないですが、私は、実習先の薬局で

 してみたことがあるのですが、まあ大変です。

 一人一人の処方箋を受け取ってすぐにコピーをして、その処方箋を事務の方に

 渡すと、処方箋の下にバーコードがついているので、そこをピッとすると

 処方箋の入力がすんなり終わってしまいます。ここの部分を手作業で

 行っている薬局さんは、結構大変だろうなと思います。

 ただ、ミスがないか処方箋と照合して、特に問題がない場合は、そのまま、

 完了することを行っていましたが、一つ一つ照合しながら、何件も来る

 処方箋を裁いていく様は傍で見ていて見事の一言でした。

 

処方箋入力が自動的にできると薬剤師にできること。

 多くの時間を割くであろうレセコン作業。これを無くせれば、どれだけ、

 楽になるかと、思って居られる薬剤師さん、居られるのではないでしょうか。

 特に、今はコロナ禍です。感染リスクを極力避けたいと思う方も居られる

 と思います。ですが、薬剤師の中で先駆的な考え方を持たれている方も

 いると思います。患者さんにより時間を掛けてあげれるようになる。

 処方箋の入力は薬歴やレセプト請求時にも連動するため、大切な作業の

 一貫です。しかし、それに時間がかかってしまって、本来薬剤師としての

 患者対応が蔑ろになっては、本末転倒です。

 そうなる可能性がある薬局やより時間の有効活用のため、処方箋入力の

 代行システムが必要であると考えられた、大須賀さんはかなりしっかり

 とした先見の明がある方だなと思いました。

 

今後薬局の襲い掛かるであろう現実

 薬局は今や、門前でどうという話は昔の話になりつつあります。

 ただ、未だに病院や医院、診療所の門前で薬局開設を展開されている

 企業があるなっていう感じは拭えません。

 私自身、薬局と病院の両方に行ってみて感じたのは、薬剤師としての

 意識の違いでした。真面目な考え方で、日々の勉強に明け暮れる薬剤師が

 病院に多い中、薬局では、勉強より、投資に力を入れている方が多い

 印象を受けました。薬剤師も人ですから、いろんな人がいることは

 理解できます。しかし、本当に薬剤師として、患者さんや現場に目を向けて

 新たな手法を開発する意識がまだまだ弱い印象があります。

 今後は、かかりつけ薬剤師がどんどん出てきます。ですが、通り一辺倒な

 手法は患者さんには通用しない例が出てくることになるでしょう。 

 その時に、患者個人いや家族に丸ごとで対応できる薬剤師が求められてくると

 思います。