睡眠時無呼吸症候群の怖さ~私自身が検査で分かったこと~
こんばんわ。
皆さんは、睡眠時無呼吸症候群をご存知でしょうか。
これは、英語の略称でよくSASと言われていることや、早期発見・早期治療
を良く言われるようになってから、この言葉が浸透してきたのではないでしょうか。
なぜ、今回記事で公開することを決めたのかというと、私自身が、睡眠障害を
持っている事がないという強い思い込みと、検査への怖さから、発見がかなり
遅れたということに対して、大変後悔しているからです。
なので、私は一患者として考えている事を書いていきたいと思います。
悩んでいる方、睡眠の質を変える一歩を踏み出してください。
私が持っていた症状。
そもそも、この症状は、かなり幼い頃からあったようです。
夜もかなり静かに寝ているね…と言われることが多かったです。
中学校に上がると、夜寝る時間も遅い事もあって、昼間も眠いことが
続いていたため、私としてはただの寝不足だろうと思っていました。
そして、幼い頃からアレルギー性鼻炎も患っていたので、仕方ないのですが、
口呼吸をしないと息が出来ない日々が続いていました。
特に青洟が良く出ているため、鼻を洗わないといけない状態が続いていた
のもあり、薬を飲んでいました。
とはいえ、高校、大学になっても昼間の寝不足は治らなかったのです。
そのため、もっと早く睡眠障害であるという診断がついていれば…と
思いました。
検査してわかったこと
私は、中枢性と閉塞性の混合型の睡眠時無呼吸症候群でした。
診断をしてくれた先生によると、寝ている間、頭が怠けて呼吸を一時的に止める
ことがある。これがずっと続く疾患の方もいるけど、貴方はそんなことないから
大丈夫であると言ってくれました。
簡易検査を受けて、脳波や呼吸数、SpO₂などを自分が睡眠している間にいろんな
データを取ってくれる装置がこちらです。
イラストが男性ものしかなかったのですみません。
これらを付けて寝るわけですが、とにかく寝にくいものでした。
ですが、これらの検査の結果、軽症レベルのSASだったのは、不幸中の幸い
でしたね。重症化している人では、血圧上昇が起こり、かなりリスクが高くなり
心疾患を起こすリスクもあるということを先生に言われました。
睡眠の質を改善したいのであれば、睡眠専門の診療所に行って欲しい。
私は、予備校の近くに、睡眠専門の診療所があったので、良かったのですが、
そういう診療所が近くにない人もいると思います。
私を見てくださった先生は、日本睡眠学会の会員で、睡眠障害治療を専門で
行っていいというお墨付きをもらっている方でした。睡眠障害に対して、
それなりに詳しくないと、診断を付けるのも難しいと思います。
出来る限り、お近くの診療所が睡眠障害に対して、どういう診療ができるのかを
予め調べた上でいかれる事をお勧めします。
私がお世話になったのは、こちらの診療所です。
まとめ
睡眠時無呼吸症候群は、良く言われるのは、肥満体の方に多いということです。
が、私のように平均BMIに近い人間でも睡眠時無呼吸症候群になるということが
あります。これは、解剖学的に何かしらあるのかもしれませんが、私としては、
衝撃でした。ただ、検査結果から、自分が今まで『静かに眠っているね』と
言われていたことは、決して誉め言葉ではなく、忠告であったんだということに
気が付けました。本当に、睡眠は大事です。
もし、気になる症状があるなら、すぐにでも、診察を受けてください。
そうすれば、改善させるための対策をいろいろ取ることができるので。
私と同じ轍を踏まないことを心より祈っています。