薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

今なお強く思う、人間として大切な事。

こんばんわ。

大学を卒業して、今年で丸三年になります。

私はいろんな意味で、精神的にしんどい思いを今までにしてきました。

ですが、そのしんどさがあったから、今があるのかなとも感じています。

特に今回書こうとしているのは、大学時代に会ったある先輩と、ある同期に

ついてです。このような人達との出会いがあったからこそ、今の私があるのか

なとも思っています。

大学二年生の時にあったD先輩

私は、大学時代、一貫して部活動をしていませんでした。

よく医療系、特に医学部では部活動内での過去問情報の共有が普通にされている

中で、部活に入っていない人達に過去問の情報が入ってこないですし、もし

過去問情報を共有しようなら、『入っていないのに、なんで共有する必要があるの?』

 と嫌味を言われることもあると聞きました。

(実際にはないかもしれませんが、そういう事情のある所も学校によってはあると

 聞きました。もし間違いがあればコメントください。)

そのため、もし私がそういうことをしようものなら、確実に嫌味を言われたことでしょ

う。

ただ、私はいろんな事情があって、敢えて部活に入らない選択をしました。

もちろん、それで過去問の情報が提供してもらえなくても仕方ないと思っていましたが

私の学年の同期が、私に、過去問の情報を提供してくれたことがありました。

当時はD先輩とは全く面識もなく、話もしたこともない。それでも、その先輩から、

過去問の情報が下がってきたということ。それなら、こちらから、お礼を言わないと

それこそが礼儀だという思いから、自ら学年が上の先輩に対して、お礼を言いに

行きました。私としては、周りからはそこまでする必要があるの?と不思議がられまし

たが、一度でも資料提供をしてもらった立場である以上、こちらがきちんと礼を尽くす

のが当たり前ではないか。と思っていました。

その先輩は、『気にしなくていいよ』と笑っていってくれましたが、それでも、

私は頭を下げ続けました。そこから連絡先を交換して、気が付くと、今でも話が

出来る先輩になっていました。

そして、私と、生まれた年が実は一緒であり、それがもとで、少しばかり、砕けた

話し方もお互いにすることもありますが、そうはいっても先輩と後輩という関係で

あるという認識の元、かかわりが続いています。

※実は私は、浪人の関係で二年遅れで大学に入っていました。なので、高校

 卒業年を聞いた時に、歳が同じである事がわかったんです。💦

大学4年の時にあった編入生のB先輩

この先輩は、本当にずば抜けて出来る編入された先輩でした。

元々は国立大学の水産学科を出ている方でしたが、いろいろな思いから薬剤師に

なることを決意され、大学を入り直したという方でした。

頭がいいだけの人かなと思いましたが、その方の心意気を感じて、熱いものを

見た気がしました。

いろんな意味で、私は、この先輩にも、教えて頂くことが多く、自分の気持ちを

ストレートに出せる人でした。

大学一年から出会ったある同期のGさん

私はこの人との出会いでいろんな思いを払しょくする事が出来たと思っているぐらい、

私にとって一番の感謝すべきひとだなと思っています。

私は彼女と出会う前までは他の友人と仲良くしていました。

しかし、価値観の違いから、私自身が気持ちを整理できなくなり、一旦距離を

おいていた時に、同じ薬学部の図書館で出会ったんでした。

初めての私に対して、『Rasさんのこと、入学式の時に、私の母と隣に座ってた貴方の

親御さんから聞いていて知っているよ』と言われ、何を言っているんだ。

という気持ちを持ちました。しかし、私の事を知っているため、思っていることを

ストレートで言ってくるため、私としては、びっくりでした。

ただ、彼女の人柄に触れるにつけ、人間として人気を博す彼女に対して、

物凄く気持ちの面でいいなと思う部分と、人として尊敬の念を感じていました。

ただ、彼女も多少短気な部分があるのは知っていたのですが、私と一緒の時は、

ゆったりとしていますが、一人の時は、めちゃくちゃしっかりしているところが

ギャップとして強く感じて、本当に凄いなという気持ちを持ちました。

彼女は自分の意見を物凄く、しっかり持っていて、私も凄いなと思う部分があり、

見習わないといけないなと感じています。

とはいっても、彼女の真っすぐな考え方や思いには打たれるものがあり、それに対して

強く、感じる部分もありました。

今でも、彼女に電話することもあります。でも、その時にも、自分を支えてくれて

いるんだなという部分は忘れてはいけないんだと強く感じました。

まとめ

自分が書き出してみて、思ったのは、どの方たちも、自分を強く持つだけではなく、

人としての優しさも兼ね備えていました。

人の苦労に対して、その人にどれだけ親身に寄り添えるかですが、やっぱり自分が

そういう苦労をしていないとわかりませんし、理解すらできません。

自分が何事なくすんなり出来る方ならなおさら理解できないでしょう。

でも、上記に書いていった方たちは、決して冷たいわけではないですが、人として

の心意気は熱いものを持ち合わせていました。

私も、卒業してもなお、その先輩方とのつながりが続いていることを考えると、

自分が動く事が出来ないと良質な関係には発展していかないですし、学部が違っても

人とのかかわりの中で、大事なのは、その人への理解だと思います。

出来ないなりにも努力している人であっても、自分の働きだけではなく、人からの働き

に対してどれだけ、感謝ができるかではないかと思います。

人との繋がりをより良質にしていこうものなら、考えるべきは、人との関り合いが

どういうものかではないかと思います。

自分から動いて気持ちの面で、しっかりしたものを身に着けておくことも大事だと

思いました。