薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

本当に頭のいいひとは、自分を高くみていない。

おはようございます!

私は、『東大王』というクイズ番組にでている伊沢さんや、鈴木光さんに

凄く憧れる部分がありました。それは、このお二人に揃って言えること

です。『頭の良さを感じさせない説明の仕方、言い方ができる』ということ。

今の医療従事者にもよく見かけますが、『話がしっかりできる人』や

『頭の良さを鼻にかけたような話し方をする人』などいろんな人がいます。

ですが、このお二人は、本当に『人柄がにじみ出てくる話し方』ができる

んだなと凄く思っていました。

では、実際にどういうことか、見ていきたいと思います。

伊沢さんの場合。

本当に頭が良い人の典型例なんだと思ったのは、伊沢さんの著書、

『勉強大全』を読んだ後のことでした。

内容は確かに、当時、国浪生の私ぐらいで、理解できるレベルの話でした

ので、内容の面では難しい部分もありました。

しかし、そんな難しい内容についての著書を書いているのに、難しさを

感じさせない話し方、書き方がされていたんです。

びっくりしました。

そもそもですが、大体小難しく書かれている著書やその他の著書を読んで

みたことがある中で、この本のわかり易さはピカイチでした。

ご自身の苦労、浪人生活をバネにして、今東大卒で、いろんな報道番組

に引っ張りだこの方ですが、これだけの力を持ち合わせていながら、

人への話口調は穏やかで、根拠に基づいた発言、その発言に反論されても

一定の理解を示す。普通、私たちがしている事以上の事をしているにも

関わらず、一人一人に対して、きちんと見れているのは凄いなと思っていました。

鈴木光さんの場合

私はどちらかと言えば、鈴木さんの人柄に敬服している部分がありました。

一度、番組内で、鶴崎さんが答えて正解になったものに対して、『私、とんかつ

だと思った』という発言をしていました。

この発言を聞き、こういう天然ぽい部分がある人なんだと凄く親しみを持てた

印象がありました。

司法試験に落ちてしまったものの、周りからのエールがこれだけ、多く巻き上がる

のは、彼女の人柄による部分が大いにあると思いました。

真面目に頑張っている姿が見えてくるといいますか、人を『素の自分で』褒めること

が出来る人なんだなということを知ったからです。

頑張っている人を褒めれるのは、その人の心に寄り添っている以上に、自分が

実際に思っていないとできない事です。

それが出来る方なんだと本当に、強く感じました。嫉妬や羨ましさが先に

出てくるのが普通なのに、それよりも、『人の頑張りに対してのエール』

が出来る点で、本当の意味で、そこにおいて人間性が出てくるなと思いました。

二人を見て思う事。

本当の意味で、家柄も良いんだと思います。

家柄云々ではなく、人との関りの中で、自分より凄い人がいるということを

理解している。そして、性格でしょうか、『人をまず褒める』ということ。

番組上の演出ではないかと疑いの目を向けるのは簡単ですが、私はこの二人

は『素の自分』を出して人を褒めていると思っています。

感謝の言葉もすぐにでる。頭の良さを鼻にかける話し方をしない。

この二つが結構大切な話だと思います。

私の周りにも、『頭の良さを鼻にかけた話し方をされる』方がいました。

私を下に見て、こんなもんできんのか…(笑)みたいな話を受けたことも

数知れずです。

でも、こういう人たちは、自分の努力以上に、他の人の努力に目を向けることが

できない人たちなんだと痛いほど感じました。

まとめ

本当に頭のいいひとは、自分を高くみていない。

これは本当にその通りだと思います。

私の実習先の医師のなかでも、素の自分で、人に対して褒めたり、話しかけたり

が出来る人がいました。人を罵倒したり、人を貶めるような言い方をしても

自分の評価が落ちるだけです。

これから先、研修医で働く方たちや、実際に診療されている医師の先生も、

私が言える分際ではないですが、そこの部分を認識し、気を付けて話を

されることをお勧めします。

 

以上です。