薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

私がしてみて、成績が上がったこと。

こんばんわ。今日も少し思うことがあり、書き残そうと思います。

前の面談で、心がかなり軽くなったことがあって、その件で思っていたことを

文字に乗せたいなと思ったので、書かせて頂きます。

 これをしたから、成績が上がった事(得意科目編)

とにかく、青問を解くだけではなく、青本も読む。

講義を受けて、問題を解く…この繰り返しが一番私には合っていたように思う。

特に、法規や薬理などの得意科目での失点は回避しないといけないが、それ

以上に、大事なのは、知識同士が繋がること。

生物だけではなく、薬理・病態という風に、他の科目でも、生物の知識が

出てくることは普通にある。それを意識において、勉強するしかない。

そう私は思っています。

問題が気が付いた所、問題を解いたノートに書いていくこと

この部分が凄く大切であると思う。一瞬、頭に浮かんだものでも、気が付いたら

頭の中から消えてしまうことがある。それを無くすために、ノートに書きだすとい

う行為を行うことが、成績の上昇に貢献すると思う。

これをしたから、成績が上がった事(苦手科目編)

分からないことに敢えて、目をつむる。

分からない事っていうのは、悪質さを持っている。出来ないという気持ちにさせ、

より人のやる気を削ごうとする。

得意科目にばかり目が行くのは、点がすんなり上がり易いのを、無意識に感じて

いるからである。でも、ここで諦めたら終わりだ。

じゃあ、どうしたらいいのか?それは、敢えてできない、わからないことに目を

つむることだ。苦手科目でも、点が取れる部分はいくらでもある。

特に化学なら生薬やNMRなどの構造解析の問題が点の上げどころとしてすぐに

出てくる。そういう所を確実に取れる実力を身に着けることを最優先ですれば

いい。そうしたら、分からなくても、他の分野をしている時に、ふと、分かる時が

来る。

分かる範囲、分からない範囲の区別をする。

私は、化学と薬剤が苦手であった。そんなに教科が、他の科目より下ぐらいまで

の成績になった。なぜなのか?と考えたら、『わかる範囲、分からない範囲』を

区別したからである。

苦手な科目であっても、自分の中でわかる範囲も存在するのに、分からないと

放ってしまうのは、あまりにも勿体ない。化学など、成績が上がりにくいものの

場合は、余計にその傾向がきつく出やすい。

でも、そこを何とかして、我慢して勉強をし続けること、継続していくことが

大事になる。

         私の場合は、以下の通りである。(化学の場合)

         分かる範囲:生薬、漢方、構造解析の問題

         分からない範囲:反応問題(少し苦手意識有)

 

         私の場合は、以下の通りである。(薬剤の場合)

         わかる範囲:製剤、ADMEについて

         分からない範囲:レオロジーなど

 

という風に書き出してみれば、自分がどこで躓いているのかを知ることが

出来るんだということを見てわかってもらえればと思う。

諦めない心と『一旦諦める』という意識

分からない問題が出ても、絶対にあきらめないという気持ちは試験を受ける身

としては必要になる。しかし、時間との闘いになることを考えると、

『一旦諦める』というスタンスが必要になってくる。

苦手な科目が何個もある人なら、見るのも嫌かもしれないが、それでも、

諦めずに問題と向き合い、青本を確認してという作業をしていれば、

自ずと、点が出てくるようになる。私は、それで、化学、薬剤で六割に

限りなく近い点を取ることができた。出来ない問題ばかりだと絶対に思わない

ことが、勝利への近道である。

ということが、私が思う、成績が上がった事項です。

これから受験を目指して頑張っている方で見ている人がいたら、届いたら

良いなと思います。それでは。