薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

生理用品がいつでも『安心して』使えるには?

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こんばんわ。今日最後の記事を書きます。

生理用品なら、女性の方なら誰でも使わないといけない時がありますよね。

特に生理が重い時、沢山使わないといけなかったり、する時もあると思います。

ただ、そういう使う行為すらも、制限をかけないといけない方が居られるのが

現実です。

生理用品は結構高い

私は今、実家暮らしをしているので、生理用品は、親の次いでにお願いして

いる状況ですが、大学時代や予備校に寮から通っていた頃は、自分で買いに

出ていました。枚数が少ないものなら、さほど値段が高くないのですが、

枚数がかさむものは、結構値段があります。二つ三つと買えば、尚更に、

金額が嵩むことがありました。

一か月に一回くるか、来ないかという生理。女性であれば、生理は切っても

きれない日々を送ることになります。

私も、いろいろ生理で悩まされ、しんどかったですが、切れるのだけは

怖くて、いつも余分に買い占めることが常でした。

低用量ピルの服用者でも、買えない時がある…

これでも衝撃でした。特に、子宮内膜症など適応に基づいての処方であれば、

問題なく保険適応になります。しかし、毎月自己負担額は三割。

全額を払っているわけではないので、負担は軽いとはいえ、毎月となれば、

金額は嵩んでいく…。薬代が続かなくなる可能性も十分ありえます。

インタビューに出ていた方は、まだ、安くても生理用品が返るため、

助かっていると思いますが、今のコロナ禍、生理用品の買い占めもさらに

きついでしょうから、なかなか買いづらいのではないか。と思っています。

生理用品を買う事に2割が苦労している現実

現在、コロナ禍で働かれているご両親の収入が減少している方、少なくないと

思います。医療者は、皆さん大変ですが、それでも、そのしんどさに対する

報酬が継続的に貰えるという現状があります。もちろん、削減されているところ

もありますが、まだましではないかと思っています。

ただ、そういう継続的な報酬の給付が頂けなくなっている家庭が多くなっている

現状から、そこで被扶養者として存在する子供たちに、重くのしかかっていると

いうことでしょう。

そこで思春期と生理が重なっている子供たちに重くのしかかってくるのが、

生理用品の購入費用であるということ。ということを考えると、生活如何によって

は、生理用品すら買えない家庭も出てくるということを意味しているということ

になると思います。

生理が来ても安心して生理用品を変える環境を今から整備していかないと

とんでもないことになると思います。

私が考える提案

収入減が起こっていない家庭、ある程度の家庭であれば、特に気にすることでは

ないかもしれません。そういう家庭にしてみれば、他人事ともとれる事です。

ただ、生理用品が多少高くても、余分に買える家の子ばかりではない。

そのことをより鮮明に、今回の記事により、より明らかになったのではと

思います。 

そのため、私なりにどうしたら、生理用品が多くの困っている方に届くのか

考えてみました。

そこで思いついたのは、薬局。ドラッグストアやスーパーでも売られていますが、

そういう所は、利益を出すため、高めに設定しているのかなと私自身が思った

ことがあります。できるだけ、多くの方に、生理用品が届くようにするには、

いつも来ている薬局ですぐに手に入れるような値段設定を行うのが良いのでは

と思っています。もちろん、利益は敢えて度外視すべきであると思います。

今は、健康サポート薬局やこの秋にも、新たな薬局の制度が始まるように

なり、更に健康に気を付けていく上で、薬局の働きがより重要になってくる

と思います。薬局には毎日のように、処方箋が来ています。それで利益が少しは

出ていると思うからです。

他の商品も売っているところもありますが、目にされて、手に取られて買われる方を

私はあまりみません。少しニーズにあっていないかもと思う店舗もありました。

そういう物を置くのではなく、毎月の生理のために使うであろう、生理用品を

置いておくだけで、薬を貰ってから帰るまでに、会計を一緒に済ませることも

できると思うんです。女性なら誰でもなる生理だからこそ、直ぐに誰でも、

手に取って買って帰れる環境を作ることが可能になると思います。

 まとめ

かなりぶっ飛んだ内容になったかもしれません。が、毎月来る生理を安心して

迎えるには、それなりに『いつでも手に入る』ことへの安心感が必要だと

思います。特に、低用量ピルを毎月貰いに来ている方なら、いつも行っている

薬局に生理用品が置かれていたらどうでしょうか。

それも、手に取り、買いやすい値段であれば、なおさら、安心して買いにいくこと

も出来ると思います。ドラッグストアやスーパーでは、少し恥ずかしさを感じても

薬局なら、薬剤師又は事務員が会計をしてくれるので、安心感があると思います。

そう言った事を考えてみると、私は、いろんな意味で、考えるべき点が多く

存在すると、記事を書きながら感じています。