薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

頭が良い人は自分の事を高く見ない、パート2

こんばんわ。

昨日大学に挨拶に行ってきて思った事があり、書き残そうと思います。

私の研究室の先生について。

私は、先生ご自身とは、大学入学式後の薬学部の見学会の時に初めて顔を

合わせました。その時は、まさか『自分のところの研究室に来るとは思わなかった』

と回顧されているのを聞き、そうなんだと感じました。

頭が良いだけではなく、仕事も早く、丁寧にしていることから、大学内でも、

高い評価を受けている、額面通りの『頭のキレる・仕事も出来る先生』でした。

その一方で、実務実習センター長や保健関係のセンター長も歴任されている

など、いろんな仕事をこなしたうえで、退官され、今は、非常勤として

来られているとのことでした。

そんな先生ですが、全国の薬学部の評価機関の委員の一人であったり、PMDAの

前身となった厚生労働省の機関のNo.2だったというかなり箔のある先生という面も

ありました。この先生が、治験関係の審査で『Yes』と言わないと、通らなかった

という逸話があるぐらいの先生だったようです。

私たち研究室所属の元学生がみる『お茶目な先生』という一面

今でも忘れないです。ドアをコンコンと叩いても、中から声が聞こえない中で、

私はどうしたものかと悩んでいました。すると、戸が開き、中から先生が出てきて

くださったんです。私は、かなり真っ青になっていたみたいですが、敢えて、それを

言わないで、やってくれた先生に感謝しかないです。

そのうえで、かなり『甘いものが好き』でいらっしゃったので、先生自身は、お土産を

買ってきては、研究室においてくれ、研究室の中が、『お菓子の王国』ではないかと

思う事もありましたが、いつも美味しいものを買って下さるので、本当に幸せ

でした。いつもこんな感じで、お高くとまっていない、親しみが持てる先生でした。

 頭脳明晰な先生だからこそ、私の現状を見抜いていてた

頭が本当にいい方であると感じていましたが、極めつけは、私の母以上に、私の

内面を理解し、私の現状を完全に見抜いた上で、予備校への進学を勧めてくれた

感謝してもしきれない先生です。

私は、学校にいるか、予備校に通うかを悩んでいた時、先生がはっきり話をして

下さり、腹が決まった経緯があります。

私の母と面談をした時も、母に『私よりもあんたの事を見抜いている先生、

あの先生ぐらいではないか』と言わしめたぐらいですから、よほどのレベルであった

ということが出来ると思います。

まとめ

薬剤師の育成を私の大学で行うための、薬学部設置する段階からの長きにわたり、

多くの学生を研究室で見守るだけではなく、いろんなところに顔が利く、顔の広い

先生でしたし、私の事に対しては、本当に感謝してもしきれない先生でした。

いい意味で、関わっている方々が、口々に、先生の事を、『仕事もできるだけでは

なく、腰も低い、お高くとまっていない、いい意味で茶目っ気のある方』と言われてい

ます。それなりの立場の方でありながら、きちんと人に対して丁寧さを持って

尽くしている点で、私は、本当にいい先生の下で、卒業研究ができたんだなと思いま

す。また、先生に、お会いできる日を楽しみに、日々の努力を継続したいと思います。