薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

心の守り方と医療の助けについて

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こんばんわ。報道を見て、直ぐにこの記事を見ていたことを思い出したので、

書き残そうとしています。三菱電機の二十代男性が自殺された痛ましい事件が起こった

そうです。私自身、同期もあと一歩受診が遅ければ、そうなっていたかもしれないと

直接本人から聞いていたので、他人事ではないと感じました。

そのため、皆さんがもし、思うことがあれば、どうかこの記事を読んでご自身の身を

守ってください。

会社一社でなくても、幅の広い仕事は可能なんだということ

今や、会社一社に添い遂げるような働き方は、昔と違い無くなってきています。

それは、大企業でも潰れる可能性が出てきている事、ベンチャー企業がどんどん台頭

してきていることも理由として挙げられると思います。

自ら起業する=経営者になって社員を持つ。そういう人達が今後、多くなることが

予想される中で、一つの会社だけを勤め上げることが、言い方が悪いですが、

『つぶしが利かない』状態になる可能性があるということが、考えられるんです。

薬剤師、医師という資格があっても、大きな組織で働く人が減って、開業される

先生や開局されていく先生が居られるのも、幅の広い働き方をしていくためには、

仕方ないことなんです。もし、ダメだったとしても、経営戦略や経営を学んでいる

ということを高く評価され、中途採用も出来る可能性もある。だから、一旦起業して

やってみるという方が多くなっていると言えると思います。

会社の理不尽な圧力、嫌がらせに対して、毅然とした態度を持つこと

アメリカで働いている方なら、誰でもご存じの事もあると思いますが、嫌な事は

嫌だとはっきり言う態度がしっかりしていることです。

一方で、日本では、上司などの年上、年配の方に対して、意見を言うことが少ない

、逆に、一方的に圧をかけられる事があると思います。

出来もしない依頼を受けることもあると思います。もちろん、時間を融通できる

レベルのものや、他の手伝ってくれる同期がいれば、問題にはならないと思います。

が、そういう同期が近くにいない、又は全くいない場合。自分ですべてを抱え込む

ことが本当に正しいのでしょうか。

私は、違うと思います。出来ない事を抱え込むことで、自分の身体を壊す可能性も

出てきますし、それ以上に、きちんと言わないと、『都合のいいだけの人』と評価

され、好きなだけ頼まれごとを聞いてくれる人というレベルでしか見ない人が

近寄ってきます。そうなりたくないのなら、『毅然とした態度で』を忘れずに…。

 どんな些細な悩みであっても、『心が苦しくなったら』、医療の力を借りよう

心って本当にわからないものです。人間の性ともいえる話ですね。

自殺をしてしまった二十代の男性、そしてそのご家族の方、ご愁傷様です。

男性のご冥福をお祈り申し上げます。

私は、自分でも精神的にしんどくなったことが、今までに何度もありました。

医療の力を借りる事はなかったものの、そういう強い人ばかりではないことぐらい

は理解できました。しかし、自殺してしまう方の辛さをわからない自分に対して、

良心の呵責も感じていました。

薬剤師に求められていることとして、うつ病などの症状のある方、ありそうな方に

対して、声掛けをするいわゆる『ゲートキーパー』としての役割が求められています。

しかし、治療に繋げられたからと言っても、助かる方が少ないのも事実です。

治療中に、自殺してしまう方もいます。そういうリスクがある中で、生きる辛さ、

大変さをどこまで、理解できるのか?そこに対して、心を寄り添うのが大事な事

だと思います。

受診することが恥ずかしい…そう思う方もいると思いますが、絶対にそう思わないで。心がしんどくなったら、迷わず、医療の力を借りてください。

まとめ

ある出来事に対して、何年になる…という考え方を持たれる方もいると思います。

でも、そういう感慨にふける余裕もなく、亡くなってしまう方います。

心を壊すことは『自分を壊す』ことと同じです。自分が保たれているからこそ、

自分を出すことができるのではないでしょうか。

薬剤師になるということは、周りに対して、どういう意味になるのか…どういう影響

を与えることになるのかなども、考えることが必要であると思います。

この記事を見て、思った事があれば教えてください。