薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

知識を身に着けるとは、どういう意味か…~貧困とお金の問題について~

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おはようございます!今回、この記事を選んだのは、お金や貧困だけではなく、

目的意識を持って勉強しても、周りからの奇異の目を受けてしまう現状がある

ということを認識して頂きたいと思ったからです。

確かに、前例がないことに対して、失敗やリスクなどを考えると、二の足を踏む、

反対するいろいろあると思いますが、一生ものの知識を持つことの意味がどこに

あるのかについて、考えるきっかけになれればと、思います。

あしなが育英会が、心塾を持っている理由

よく街角で街頭募金活動などをしているのを見たことがあると思います。

そこで、集まった募金は、『日本国内、外の奨学生のために使う』とされています。

関西と関東に、心塾があるということです。一人暮らしをすれば、学費だけではなく、

生活費も必要になってきます。そういう諸々の費用の心配をせずに、大学進学を

させたいという気持ちを持って運営されている施設だと思います。

『夢を諦めさせたくない』その気持ちと、支援者からの寄付があるということを

含めて、感謝の心を育てる。そのためにあると思います。

医療関係者になるにも、お金がかかる

私自身はまだですが、実際に医療現場で働いている方の多くは、ご自身の資格を

武器に働いていると思います。しかし、その資格を取るためにも、多くの金額が

動いていることを実感された方が多いと思います。

特に、医師、看護師、薬剤師、歯科医師などの資格を取るのに、

大学で四年又は六年勉強することが求められている中で、その大学に行くにしても、

ある程度の金額が必要であるという認識はあると思います。

もちろん、中には、奨学金とバイトで賄いながら、大学進学

をして資格を取っている方もいましたが、それでも、そういう人は、少なかったと

思います。そういう事を考えると、資格を取るだけでも、かなりの労力がかかる

だけではなく、それに伴う、お金の動き方の大きさに、圧倒されると思います。

勉強だけに関われる環境があるのは、恵まれている事

私自身が凄く思うのは、恵まれていることに胡坐をかいでいてはいけない。ということ

です。私自身も、そういう所があると指摘を受ける事があり、そんなつもりがないのに

なって思うのですが、見る人によっては、そうなんだなと思い、気を付けないといけな

いなと感じていました。薬剤師国家試験の国試浪人をしている中で、予備校に行かせて

貰えているのは、ごく一握りであるということを、ある説明会で、言われたことが

ありました。もちろん、仕事を辞めて予備校に通われて頑張ろうとしている方も、

いますが、大半の方が、仕事をしながら勉強してということだということです。

一回で国家試験は通るものだという意識があるなかで、何回も国家試験を受けている

自分としては、そういう恵まれている環境にいることへの感謝ができているのかな

と感じています。

施設退所=就職という図式の変換期に来ている

今回の記事では、大学進学はだめだということがあり、かなり悩みながらも、今は

現役で医師を目指して頑張っているところを見ると、この人の場合は、ある意味、

恵まれているのかもしれないなと思いました。

学校の教員の一言があったからこそ、自ら変換することができたのだと

思います。ただ、そういう支援者、理解者がいる人ばかりではないのも事実です。

施設によっては、大学進学を支援していこうという体制を作っているところも

あるみたいですが、全体的には、まだまだ少ない状況であるということを考えると

なおの事、社会全体の問題として考えていかないといけないのではないかと

思います。施設に入居しているから、大学進学を諦めるのは、ちょっと違うと

思いました、(知識や技術を持たないままの就職は、つぶしが利かないだけではなく、

貧困に真っ逆さまに陥れる地獄であると私は思っています。

まとめ

知識というものは、『一生もの』と聞くとびっくりしますが、資格を取るということを

考えると、自分が身に着けている知識は、誰に取られるものではないということを

考えるとまさに、『一生もの』ということが出来ます。が、医療現場では、知識だけで

はなく、コミュニケーション能力の高さも求められてきます。

自分の能力と、それが出来るだけの力があるのかということも含めて、私は受かったら

就職活動をして行きたいと思っています。

 私は出来が悪いので、余計に、暗い方向へ考えてしまいますが、自分を成長させる

ために、多少のことを受け入れようと思います。