薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

医療現場にも通ずる考え方~先を見越して考える力をつける~

www.msn.com

おはようございます!

先を見越した行動を取ること…それはある意味、リスクになるかもしれません。

でも、短期的な視点では、『事象ごとの対処』だけしかできなくなる可能性もありま

す。それを無くすために、どうしたらいいのか…共に考えてみませんか。

『成功者』ってどういう人?

皆さんの多くが、成功者において抱くイメージはどうですか?

『成功者=お金持ち、経営者』というイメージを持たれている方が多いかもしれませ

ん。それも、ある意味正しいです。

ですが、それだけしかイメージとしてなければ、それは間違いです。

どうして間違いなのか?それは、彼らの多くは、『短期的視点よりも長期的視点を

重要視し、そこまでに、しなければならない事をイメージして動いている』結果

として、成功を掴んでいるからなんです。

『長期的視点』『短期的視点』のそれぞれの視点の違い

『長期的視点』は、その時には必要かもしれないが、先に行った時には不要に

なっているかどうかという視点。要は、その時点ではなく将来的には『いるかいらない

』を考える力です。

『短期的視点』は、その時の『事象』にしか目がいっていないため、長期的に見れば

不要であっても、それを考えることができていない視点。

このように、異なる視点をどちらが優先的かを考える力を身に着けていくことが

大事だと思います。

『先を見越して考える力』を付けるなら、『質問する力』を身に着けよう

そもそもですが、質問することって、結構労力を使いますよね。

しんどいです。わからない事があれば、『質問しなさい』とは言われますが、

どうしたらいいのかわからない。『どこがわからないのかが、わからない』

という方もいると思います。

そういう方にお勧めなのは『自分がしてみて、分かったことの確認』を第三者

話す事です。自分の解釈が本当にどこまであっているのか?これを確認してもらい

異なる部分や、間違いがあればその場で訂正をしてもらえるんです。

この作業…結構大変です。でも、『長期的には凄くいい』っていうことに気づく

ようになります。その時に分かったから、時間を掛けずに済み、他の事に

時間を費やすことが出来る。という『嬉しい効果』が待っているからです。

医療現場においても、医師や看護師の方に質問する事って、特に薬剤師の方には

難しいことだと思います。しかし、この方たちに質問することで、『求められている

ニーズをくみ出すことが可能になる』と考えることができれば、より、相互理解に

繋がると思います。時間の無駄にならない『的確な質問をする力』がある人は、

かなり評判が良かったりします。

『なんでも話せる知り合い』を職場内に持つことの利点

勉強をしに、行くことが目的になっている予備校においても、何でも話せる仲間との

会話で、勉強の仕方に対するヒントが貰えることってありませんか?

私はそれを物凄く感じていました。大学受験浪人や国試浪人でもそうですが、

一人ではないという気持ちだけではなく、お互いを支え合う力が持てる幸せが、

私はありました。これは、同じことが職場でも言えるってことなんですね。

特に、医師や看護師の方は、あまり薬に対して『しっかりとした認識をされていない』

のかなと思うような事も、実際に実習に行った時に感じた事があります。

でも、もし、『なんでも話せる関係になっていたら』どうでしょうか。

普段の職場で、『気軽に薬の事教えてください』という話を看護師さんから

されることが増えてくると思うんですね。

お互いの理解がしっかりされるようになれば、それこそが、本来の薬剤師としての

力を発揮できる環境が整っていくと思います。これは、患者さんとの話でも同じ事

が言えるのではないかと思います。

 思考回路は常に点ではなく、線にする。

繋がりを意識した勉強をすることが大事だとよく言われますが、この考え方は

数学の勉強の仕方に似ていると思うんですね。

数学を勉強して意味があるのかな?とよく聞かれますが、私は、数学が苦手

でも、自分なりに考える力を身に着けるには、数学的思考が大切ではないか

と思っています。薬剤師国家試験勉強においても、いろんなところで、教科の

重複を認める所がありました。その度に、『このまえ、生物でやったところが

薬理で出ている。衛生ででている。』と勉強しながら、感じていました。

そこが何回も出ているということは、大事であるという印であると同時に、

科目の横断を意識していないと意味がないということを感じました。

 まとめ

先を見越して考える力は、時に人を悲しませることがあるとも思います。

なぜか。それは、『ある一時点の事象にスポットを当てていない』ためです。

なので、時にそのことで悲しむ人が出てくることもあると思います。

しかし、その一時点の事象がまた、違う所に出てきたときに、同じように

気づくことができますか。

長期的な視点を身に着けることは、その一時点ではなく、また別の時点でも

同じような事象が起こるということを理解しているかにかかってきます。

大切なのは、『その一点ではなく、その後に目を向けれるかである』と思います。

失敗を成功に繋げるためには、その失敗から何を学んでいくのか、どういう事を

見出し、次につなげるのか…という意識の醸成が必要であると思います。