私が思う『固定観念』脱却への道
おはようございます!私が今回の記事を見てすぐに感じたことがあります。
それについて語っていきたいと思います。
日本での『らしさ』への強い依存
私がこれを物凄く思うことがあります。そもそも、男らしさ、女らしさって
どこを持って判断されるんでしょうか。自分なりの生き方を否定されることへの
悲しみを持っている方が、多く存在するのが日本の現状だと思います。
私も、親が弟には何も言わないのに、私には『○○をして』と言われることがありま
す。もちろん、洗濯物を干すとか掃除をするとか、食器を洗うとか…って男性でも
できる事なんですよね。本当なら、弟にもさせればいいのに、それをしない。
弟は呼ばれるまで部屋から出ない…そんなことがよくあります。
もちろん、私が言えばしてくれるという意識があるからなんでしょうが、それを
弟には当たり前と思われてしまわれている現状があると心なしか感じています。
固定観念が『より一層生き苦しさ』を与えている
皆さんが思っている以上に、この固定観念は根深いのではないかと私は思っています。
それはなぜかというと、『性的マイノリティ』の人たちや、障害を持たれている方
という自分たちと違う人が入ってくることに拒否感すら持ってしまう人がいる、そう
いう環境を作り出している元凶ではないかと思っています。
『○○であるべき』という固定観念は、時として凶器になりうるものであると
いう意識を持つことが大事だと思います。
異性愛規範というものが存在するということは、『性的マイノリティ』の方たちの
存在そのものを否定する事になります。結婚制度でもそうですよね。
男性が女性を値踏みする態度があるということを言われているブログを見て、
なるほどなって感じました。女性の中に、家庭的なものを見出したいというのは、
今の社会では通用しない考え方であるはずなのに、男性にはそういう物を女性に
感じているのが正直どうなのかなっていう気持ちがあります。共働き世帯が
多くなっているからこそ、育児や家事の協働が必要になっているのに、男性は
参加していない現状に違和感もありますし、やはり男性の中に『家事、育児は女性が
するもの』という意識が根底にあるのだろうと、いろんな人の声を聴いて感じました。
固定観念に縛られない社会の創出に向けて
『らしさ』を根底に据えた考え方をやめる。
皆さんの中にも『○○○○らしさ』というものを思う方、そういうものだと考えている
方がいると思います。ですが、今はもうそういうことを考えている事自体が、『時代遅
れ』と言われるようになっています。
職場においても、まだまだ、女性や性的マイノリティの方たちへの配慮や心遣いが
不十分であると考えている方がいます。
そういう方の多くが心置きなく仕事に励めれるようにするには、職場自体の理解や
周りの理解がそもそも必要です。前例がないから、一緒に働けない…という発言は
もうやめていく必要があるということが分かると思います。
相互理解の推進を一層進める
信頼関係の上に信用が成立するのと同様に、お互いの理解を深めることで『相互理解』
が成立すると思います。しかしながら、その理解がなされないがために、傷つき、
しんどい思いをしている方がいるのも事実です。そういう方が、どうしてしんどくなる
のかを皆さん一人一人が考えていくことが必要であると思います。
自分がどう思うかではなく、周りに目を向け、先入観を抜きにして、人と関わりを
持って欲しいです。これは、今後『少数派』と呼ばれる人が適切に評価、採用される
ためにも大事だと思います。
自分の選択に自信を持つ
これは、皆さんが知っているであろう、シオリーヌさんのミュージックビデオにも
あります。『チョイス』という曲。この曲を聞いてみてください。
そしてその歌詞を見てください。大切なのは、自分の選択であり、周りからの声では
ないのだということ。今の時世を反映している曲であると聞いて数分で感じました。
この曲を聞いてみてください。
そのうえでこの記事を全体的に読んでみて欲しいと思います。
まとめ
いかがでしょうか。自分を本当に気遣って心を寄せてくれる方の意見は、すんなりと
落とし込めれるものですが、正直な話そんな方ばかりではないのが事実であると
感じている方が多いと思います。そういう事を考えると、周りの声は時として凶器
になりうる危険性があるとも言えます。
相手がどうかではなく、自分がどう思うのかに焦点を当てて、それぞれは、
自分をよりオープンにしていける社会を作り出すことが大事であると感じました。
性的マイノリティの方たちや女性のかたにこそ、今回の動画をみてみて欲しいです。
そして、『考え方の変革を求められている』男性の方にも見て頂きたい。
では。