薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

新型コロナワクチン接種で思う事

おはようございます!なんか違和感を、私が持っているのは間違いなのでしょうか。

www.msn.com

二月から、コロナ医療最前線の医師他医療従事者へのワクチン接種が始まりましたが、

このワクチン接種への不安から、同じ医療者でも、ワクチンを受けないという意見が

出ているみたいです。とはいえ、自分がならない、なっても軽症で済むというワクチン

自体の働きを知っている、知識がある関係者がなぜ、不安になる必要があるのか?

ここに違和感を感じています。

医療の崩壊は時間次第

私は、まだ、田舎にいる関係で都会の様子などは、報道を通してしかわかりません。

しかし、田舎でも、新型コロナの影響は少なくないのが現状です。私の地元近く

の病院では、すでにコロナワクチン接種が始まっており、現場の安心感のために

は必要だというのが、わたし自身の考えです。

田舎の医療現場は、都会のものと比べて潤沢ではないです。機材も、人材も少ない

そうでなくても医師不足にあえいでいる病院もあるんですよね。

そんな中でも、現場を回すことと、感染の拡大を最小限に食い止めることが

実際に求められているということを含めて考えると、医療者自身がワクチンを

摂取しないという選択はないのではないかと感じています。

ワクチンが変異型ウイルスに効かない?

アストラゼネカ製のワクチンが、南アフリカ型の変異ウイルスに効果が低い

ということが臨床実験で分かったみたいです。とはいえ、私自身、ウイルスが

変異する事が当たり前という認識を刷り込まれた立場から思うのは、変異が

あろうがなかろが、ワクチンを打って抗体を作っているということは、

それだけ生体内で、免疫機能が構成されているわけですから、それを使える

だけで、もしなったとしても、重症化を防げる可能性は0ではないと思うんです。

ワクチンに依存した予防対策に問題あり

これは、他のワクチン接種でも言えるんですが、ワクチンを接種しているから

ならないわけではないんですね。なぜ、ワクチン接種をしても、発症する人

しない人が出てくるのか。それは、『自分がならないための体づくり等の努力』

をしている人、そうでない人がいるからだと思うんです。

運動する人やジムで汗を流している人、いろいろだと思いますが、自分でできる

一番簡単な感染防御であると思います。そして、幼少期からの徹底した免疫機能

の強化。それができているというものが前提になってこそ、本当の意味で、

感染防御や感染コントロール、予防が確実なものになると思っています。

正直なところ、本来それを奨励すべきことなのではないか?と感じています。

前の記事で書いていた物があるんで読んでみてください。 

kokkasiken.hateblo.jp

 ここで書いている事は、本来医師他の医療者が、親御さんに対してでも

言わないといけない部分であると思うんですよね。確かに親御さんの

心配に対して御守替わりに処方箋を出してしまう気持ちはわかりますが、

結局は、自身の免疫機能の強化に努めることが大事であると思います。

 ワクチン接種をする意味を考える

今までに接種経験がある方ならわかると思いますが、接種をしても

弱い場合もあります。もちろん、私のように、教員に『異常値』呼ばわれ

するような強い免疫が付く場合もあります。

ただ、個人差があったとしても、それなりの抵抗力というものは

付ける必要があるのは、分かって居られると思うんです。

コロナ診療をされている方は、自分がならないために、そして患者さんに

うつさないためにも、接種が求められていると思います。

まとめ

確かに、出されているとはいえ、データが未だに少ないため、思う事、

不安な事が多いのは、今回のコロナにおいては仕方ない部分であると

思います。その一方で、ワクチンを打ったらならない…というような

意識の方も居られるし、そういうことを言われている方もいました。

でも、実際に考えてみてどうでしょうか。

自分たちがならない身体づくり等をしっかりしていることが前提にある

という意識が、未だに足りていないのかな?と感じることも多かったです。

ワクチンを打つ、打たないは個人の自由です。しかし、自分たちのその選択

一つで、周りの方が、犠牲になる可能性もあるということも認識した

上で選択をされて欲しいと思います。

以上です。