薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

SNSによる誹謗中傷を無くすための考え方など

www.msn.com

こんばんわ。私も、この事件を、たかまつななさんのYouTubeチャンネルで

知りましたが、SNSでの誹謗中傷がどれだけの人の心に、傷をつけているのか

を考えて欲しいと感じました。

補足:自分なりの考え、建設的な批判を主に記事を書く

今回の記事を書く前に、私が大切にしている事を書きます。

私は、自分なりの考えをこの場で書くことにしています。そして、良い方向に

目を向けるようにしています。もちろん中には、記事に対する批判的な意見も書いて

きました。それは、私が思う事だからではなく、私以外でもそう考えている可能性が

あることを踏まえた上で書くようにしています。

そのうえで、この記事に対しての批判がコメント欄でついたら、その時は、真摯に

向き合う。誠心誠意向き合っていきたいと思っています。

医療の現場にでも、SNSが使われている

特に、今やTikTokなどを使って医療現場の様子を撮影していたり、医師が使って

話をしていたりと、いろんなところで、SNSが使われています。

凄いなと舌を巻きますが、そうもいっていられない事情もあるんだろうなと感じて

います。もちろん、今は、SNSが履歴書替わりともいえるような働きをしている

ので、凄いなと感じていますが、一方で心無い言葉をかけられ、精神的にしんどい

方もいるのではないかとも感じています。

 SNSだけではない、YouTubeにでも起こる

医師でも、薬剤師でも、YouTubeを使って自身の言葉で多くの専門的な話をされて

いたり、少しおちゃらけていたりと楽しい動画を多く配信してくれていると

感じます。しかし、時にこういう方たちがしんどい思いをされてしまう危険性が

あるんです。それは、コメント欄が、匿名性が高いため、好きなように、誹謗中傷

が書けてしまうという危険性があります。

私はよく見させて頂く、シオリーヌさんも、『こちらは、全くフェアではない』

とこぼされていました。確かに、性教育動画を配信しているからこそ、そういう

セクハラ様な行為をしてもいいという勘違いを起こされる可能性があるんですが…。

 そういったリスクを背負ってまで行おうとしていることに、心を打たれました。

自死をした被害者に向けられた『悲しい言葉』

うつ病を発症し、発症してすぐと、回復期の二度、自死の可能性があるということを

知らないといけないというのは、医療系学生なら、理解できると思います。

実際に自死を選んでしまった方がいる中で、その方を『死してなお痛めつける』ことに

意味があるのでしょうか。私はないと思っています。

テラスハウスという番組を見たことがないですが、番組そのものに『やらせ』が

あったというのなら、それは大変な話です。言われた方は、煽られた通りにして、

それを周りから批判されるのは、本当に『悲しい』です。

私が同じ立場に立っていても、そんなこと聞いていない…と強く抗議すると

思います。それだけ、この事件に衝撃を受けました。

そんな事件で自死をした方に、『地獄に落ちろ』って…どういうつもりで、この

一文を書かれて投稿されたのでしょうか?

私は、凄く聞きたいですし、お母さまの心境を思うと、なんとも受け入れられない

気持ちになってしまっているのではと感じました。

 薬剤師になるという意味を再び考えるきっかけに…

この事件があった時、私はあることを真剣に考えだしました。

それは、『精神関係が壊れていく方の少しでも力になれないか』という気持ちを

持ち始めたのがきっかけです。

ただ、未だに『精神疾患』には、偏見、差別があります。統合失調症の事を

旧名の『精神分裂症』と言われているご高齢の方も医療者にはいます。

精神疾患を発症するまでの要因は、誰でも持ち合わせています。それが、ある事

によって、表に出てきてしまっているだけです。ストレスによって、鬱を発症する

ことだってあります。そういう実情に目を向けることの必要性をより深く見つめること

はできないのかな?と私は思っています。

自分が関心がある『緩和ケア』においても、精神的な混乱が起こることがわかっていま

す。それに対して、自分として、精神的な部分の変化に対してもきちんと意識して

いないと患者さんの心の変化、変動に気づくことができません。

そうならないように、受け入れるための知識として精神疾患や精神の病態を臨床的

な知識』まで知っておく必要があると感じています。

まとめ

皆さんには一つ言っておきたいことがあります。

『絶対に、自死を選んだ人を責めないで欲しいです。』なぜ、そう言えるのか?

これは、私が本当に精神的に辛い時に、気づかされた事がありました。

そう、自死を選びたくない人が本当は多いんです。でも、選ばないといけないぐらいに

心が一杯一杯な人がいます。その人たちの心の苦しみを、もっと早く気が付けなかった

か?そう思い辛くなる方が多いです。でも、簡単にはいかない。

だからこそ、自死を選んだんです。それは決して、笑われるようなことではないんです

。苦しくても、自分だけで抱え込もうとしたんです。何とか立ち続けたくて、努力して

いたと思うんです。でも、心の中で中かが弾けて、自死を選んでしまったんだと思いま

す。だから、自死を選んだ子が弱い子ではなく、それだけ自分で抱え込もうとした

強さがあったからこそ、他人に頼れなかったんだということになると思うんです。

でも、そういう意識、認識は未だに形成されていません。こういう犠牲になる子の

命を守るためにも、自死を選択することがないような行政からの支援が今後必要になる

と思っています。