薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

継続する力…これがあるかないかで、本当に変わってくる。

おはようございます!至るところで、『合格おめでとうございます』と言われる

ことが多くなりました。やっぱり、実際に資格を取得する厳しさ、辛さ、しんどさ

などを経験しているからこそ、そして、私の事を心配してくれているからこそ、

言ってくださるんですね、本当に申し訳ございません、そしてありがとうございます。

今日は、『継続する力』について考えていきたいと思います。

これは、受験生を抱えて居られる親御さん、他本人にも見て頂ければと思います。

『基礎力の定着=継続する力そのもの』という考え方

私の考え方です。よく、応用問題が解けなくて、悩んでいる方が多いです。

薬剤師国家試験においても、応用問題はでます。私も、『知らへんわ』と内心

キレましたが、実際に問題は出ます。でも、考えるとわかることありませんか。

これって、そもそもの基礎ができているからこそ、考えたらわかるんです。

思いませんか?私は凄く思います。

そもそもですが、基礎力の定着って、結構大変な作業です。特に、国家試験

の勉強をしたことがあるかたならわかると思いますが、沢山の事項、覚えない

といけないです。その知識を相互に繋がりを持たせて、点と点に繋げないと

いけません。そういう物を、頭に徹底的に叩き込む。その繰り返しです。

よく、問題を解く、応用問題だけを解きまくろうとする方がいます。

成績が低い方なら、絶対に落ちてしまう罠ですよね。それでは、成績が上がらない。

なぜなのか。それは、『基礎知識の抜け、漏れがあるなかで、知識の繋がりが

強固ではない、脆弱なまま問題を解いたとしても、真の理解につながらない。』

ということです。

『継続する力』を鍛えることが『忍耐力と突破力』に繋がる

試験の時に、本当によくわからない問題が出る事があります。この問題を飛ばして

次に向かうという選択を取る方がいます。もちろん、そのやり方を提唱するのが

多くの予備校の考えですので、それについていうつもりはないです。

ただ、数秒、数分だけ、その問題と向き合ってみませんか。解答の糸口が掴めたら

そこでぐっと一気に解きだすことができるかもしれません。もちろん、解答の糸口

が全く見えてこない場合は、一旦引き上げる事が大事です。その問題を少ししか

見ずに、分かるわからないを判別するのは少し違います。

継続する力というのは、ある意味『忍耐力』を鍛える意味で大切なものです。

ここで鍛えられていれば、何も気にすることがありません。難しい問題が出ても、

直ぐに逃げようという気持ちになりません。そして、この力は、最終的にぐっと

解ききるための突破力にもなります。継続する力を鍛える事が、『忍耐力と突破力』

を鍛えることにも繋がります。ここが本当に注目して頂けると嬉しいです。

成績がいい悪いではなく、『継続する力』の有無が問題

 成績が悪いなりに、一生懸命ひたむきに努力する子と、それなりに、努力すれば成績が

取れる子と、全然違うのが現状です。でも、決して忘れてほしくないのは、『継続する

力』の存在の有無であると思います。それなりの成績が取れる子は、継続する力が

少ないか、わずかな場合があります。それは、もともとの持ち合わせている能力が

占めているからなんですね。人の話を、音声ファイルにして、脳内に溜めておいてしま

えるような人も、中学時代にいました。そういう怪物でなくても、わずかな

努力で勉強ができ、成績も上からなんぼの辺りでいられる方は、継続する力が弱い

なというのは感じました。しかし、成績が低い方たちの中では、継続する力が

かなり強い場合があります。一部を除いて、継続する力が実になり、成績が上昇する

こともあります。そういう努力をわき目も振らずにできることがどれだけ、大切か。

ということを意識して貰えればと思います。

ただ、成績がそれなりの方たちでも、『継続する力があります。』

そもそも、継続する力がなければ、はなから成績が上位であり続けれないと

思います。継続する力が弱くてもあるので、今の成績がキープできているということで

す。そこを意識できているでしょうか。

是非、そこの意識を変えてみて欲しいです。