薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

お知らせ

こんにちわ。

今後は、就職することで薬剤師としての新たな冒険が始まります

なので、ブログも一新し、新しいブログに変えようかなと思っています。

すみませんが、よろしくお願いします。

もちろん、このブログを見続けてくださった方、ありがとうございました。

「ある薬剤師のひとり言」に移行しますので、よろしくお願いします。

yakuzaishis.hatenablog.com

 

 

継続する力…これがあるかないかで、本当に変わってくる。

おはようございます!至るところで、『合格おめでとうございます』と言われる

ことが多くなりました。やっぱり、実際に資格を取得する厳しさ、辛さ、しんどさ

などを経験しているからこそ、そして、私の事を心配してくれているからこそ、

言ってくださるんですね、本当に申し訳ございません、そしてありがとうございます。

今日は、『継続する力』について考えていきたいと思います。

これは、受験生を抱えて居られる親御さん、他本人にも見て頂ければと思います。

『基礎力の定着=継続する力そのもの』という考え方

私の考え方です。よく、応用問題が解けなくて、悩んでいる方が多いです。

薬剤師国家試験においても、応用問題はでます。私も、『知らへんわ』と内心

キレましたが、実際に問題は出ます。でも、考えるとわかることありませんか。

これって、そもそもの基礎ができているからこそ、考えたらわかるんです。

思いませんか?私は凄く思います。

そもそもですが、基礎力の定着って、結構大変な作業です。特に、国家試験

の勉強をしたことがあるかたならわかると思いますが、沢山の事項、覚えない

といけないです。その知識を相互に繋がりを持たせて、点と点に繋げないと

いけません。そういう物を、頭に徹底的に叩き込む。その繰り返しです。

よく、問題を解く、応用問題だけを解きまくろうとする方がいます。

成績が低い方なら、絶対に落ちてしまう罠ですよね。それでは、成績が上がらない。

なぜなのか。それは、『基礎知識の抜け、漏れがあるなかで、知識の繋がりが

強固ではない、脆弱なまま問題を解いたとしても、真の理解につながらない。』

ということです。

『継続する力』を鍛えることが『忍耐力と突破力』に繋がる

試験の時に、本当によくわからない問題が出る事があります。この問題を飛ばして

次に向かうという選択を取る方がいます。もちろん、そのやり方を提唱するのが

多くの予備校の考えですので、それについていうつもりはないです。

ただ、数秒、数分だけ、その問題と向き合ってみませんか。解答の糸口が掴めたら

そこでぐっと一気に解きだすことができるかもしれません。もちろん、解答の糸口

が全く見えてこない場合は、一旦引き上げる事が大事です。その問題を少ししか

見ずに、分かるわからないを判別するのは少し違います。

継続する力というのは、ある意味『忍耐力』を鍛える意味で大切なものです。

ここで鍛えられていれば、何も気にすることがありません。難しい問題が出ても、

直ぐに逃げようという気持ちになりません。そして、この力は、最終的にぐっと

解ききるための突破力にもなります。継続する力を鍛える事が、『忍耐力と突破力』

を鍛えることにも繋がります。ここが本当に注目して頂けると嬉しいです。

成績がいい悪いではなく、『継続する力』の有無が問題

 成績が悪いなりに、一生懸命ひたむきに努力する子と、それなりに、努力すれば成績が

取れる子と、全然違うのが現状です。でも、決して忘れてほしくないのは、『継続する

力』の存在の有無であると思います。それなりの成績が取れる子は、継続する力が

少ないか、わずかな場合があります。それは、もともとの持ち合わせている能力が

占めているからなんですね。人の話を、音声ファイルにして、脳内に溜めておいてしま

えるような人も、中学時代にいました。そういう怪物でなくても、わずかな

努力で勉強ができ、成績も上からなんぼの辺りでいられる方は、継続する力が弱い

なというのは感じました。しかし、成績が低い方たちの中では、継続する力が

かなり強い場合があります。一部を除いて、継続する力が実になり、成績が上昇する

こともあります。そういう努力をわき目も振らずにできることがどれだけ、大切か。

ということを意識して貰えればと思います。

ただ、成績がそれなりの方たちでも、『継続する力があります。』

そもそも、継続する力がなければ、はなから成績が上位であり続けれないと

思います。継続する力が弱くてもあるので、今の成績がキープできているということで

す。そこを意識できているでしょうか。

是非、そこの意識を変えてみて欲しいです。

 

 

皆さん、朝ごはん食べていますか?

 こんにちわ。朝ごはんを抜いてしまっている方、もしかしたらいるかもしれませんね。

でも、その『抜く』という行為がもしかしたら、かなりリスクのあることかもしれませ

ん。あるブログを読んでいて、朝ごはんと、作業効率って関係あるのかな?っていう

ことを言われていたので、私、Ras調べてみました。

ななな、なんと、まさかの『相関性があるということ』が分かりました。

朝ごはんの重要性はどこにあるのか?

CiNii 論文 -  朝食摂取が持つ知的作業への影響

この記事に書かれていましたが、朝ごはん(適正食)と朝ごはん(不適正食)を

夫々の学生に与えてみたということです。

すると、以下のような結果が出てきたそうです。

視覚的弁別の確かさ,判断・反応の速さ,記憶・注意力・演算処理の正確さ,速さ等に有意に高得点がみられた 

いかがでしょうか。朝ごはんを食べているということで、頭がさわやかな気持ちで、

仕事ができるんだということを、 物語っているということが言えそうです。

しかし、短期間に行うぐらいであれば、精神的な不安定感を感じることはないと

結果として出ているようです。

 『受験生こそ、見て欲しい。人生を切り開くんだったら、朝ごはんを食べるべし。』

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/20100112_01.pdf

今回この記事を見た時、私は本当に驚きを隠せませんでした。

朝ごはんが、人生を変えてしまう可能性が否定できないという事実を、実際に

調査研究して明らかにしているということからも、確実であるということが判明

したといっても過言ではないと思います。

そのうえで、この記事では、衝撃的な事実を告げています。

朝ごはん習慣を身につけていない小・中学生の学力が低いことは、文部科学省の調査で明らかになっています。加えて当研究室がこれまでに行った調査研究からは、朝ごはん習慣を身につけていない、または、朝食でおかずをバランス良く食べないグループは、学力どころか脳の働き自体が低い(脳が発達していない)ことも証明されています。 

恐ろしい…。たかが、朝ごはんで?って思われるかもしれませんが、されど、

朝ごはんだということです。 そもそも、『朝ごはんを取る』という習慣そのものが

私たちの人生をより、鮮やかなものに、してくれているからでしょう。

それが、もし、『習慣そのものがない』ということになれば、脳の発育にも

影響を及ぼすということがはっきり書かれているといえると思います。

朝ごはんを食べない…という人たちが結構居られるな…って学生の時は感じました。

大学生で、少し抜いたとか、社会人で『食べ忘れた』という感じであれば、

仕方ないとはいえ、あり得ます。しかし、これが、幼少期から朝食をとる習慣が

上手くいかなければ、より脳の発達に支障をきたす可能性があるということ

を意味していると捉えることが出来ます。

 『朝食の習慣』は、睡眠や勉強の習慣同様、人生をより有意義にするためには大変必要であるということを理解してください。

特に、受験生諸君、朝学校に遅刻しそうになり、急いでパンだけ食べてしまっている

そこの君。睡眠の習慣同様に、朝食をきちんととれるかとれていないかで、便通にも

大きく差があることを知っているだろうか。

受験生で徹夜して寝る時間が短かくなって、起きれない…朝ごはんが食べれない…とい

った悪循環をどこかで断ち切れるようになってほしい。朝ごはんを食べるという習慣

があるのとないのとでは全く異なりますので。

まとめ

ここまで、書いてきましたが、いかがでしょうか。

実際にお子さんを育てている親御さんも、見て頂ければ、自分が手間をかけて、作る

朝ごはんがどれだけ大事なのかを理解できるでしょうし、栄養的にもバランスが良けれ

ば、なお良いと思います。とはいえ、常に手作りができる超神な親御さんは居られない

と思います。たとえ出来なくても、できる限り、朝ごはんがきちんとお取れるように、

してもられれば、問題はないと思います。とにかく、習慣づけることが大事ですから。

 

107回薬剤師国家試験を受験しようとしている方へ

おはようございます!

四月になって予備校によっては、もう動き始めているところも出ているみたいです。

今年の106回薬剤師国家試験に落ちてしまった方。卒業延期などで、試験すら受けれ

なかった方。そもそも在学中の方。いろんな境遇、環境で頑張っている方がいると

思います。私は、今回の薬剤師国家試験に受かりましたが、決して順風満帆なもの

ではなく、『茨の道』を歩いてきました。大変でした。

でも、諦めることなく、確実に歩みを続けれたのは、『周りの応援があったから」

です。ここから書くことは、私のありのままです。では、どうぞ。

私の薬剤師国家試験の受験遍歴

 2018年2月、卒業試験に落ち、卒業延期が決定。

       当時、103回薬剤師国家試験を受験できない事態に。

    同月から、卒業延期者の授業と並行して、特別補講をうけることを勧め

    られる。

    五月から、薬学ゼミナールの五月コースに入る。ここから、卒試合格

    九月卒業を目標に日々継続的に勉強を行っていく。

    七月~八月あたりで、卒試がある。二度目の卒試で、完全に合格を

    頂き、九月卒業を果たす。

  2019年2月、104回薬剤師国家試験を受験するも、不合格になる。

    その当時で、195/345でした。

  2019年4月、引っ越し、学生寮からの通学に切り替えることを選択する。

     5月コースに通い、来年の2月まで、頑張った。

  2020年2月、105回薬剤師国家試験を受験するも、またして不合格になる。

    その当時で、204/345でした。(1年で、わずか数点しかあがらない。)

  コロナ禍に突入し、今まで対面講義であったが、初めてオンライン配信で

  の、講義を行われる。

  2020年4月、一旦地元に戻り、そこで、9月から予備校に戻ることを予定し

  ていた。しかし、模試の関係から、いろいろな諸事情から、来年の2月

  まで、オンライン配信での受講を継続した。

  2021年2月、106回薬剤師国家試験を受験し、なんとか合格した。

     その当時で、222/345でした。(1年で、18点上がった。)

  全体を合わせても、数年勉強を継続するも、30点弱しかあがっていない。

 

 107回薬剤師国家試験を受験するにあたり、注意して欲しいこと。

新コアカリキュラム移行後初の国家試験であった106回を受けてみての感想に

ついては、この記事でも記載しています。

kokkasiken.hateblo.jp

 しかし、一方で、出題傾向が少し、わずかながら変わっていたこともあるので、

今後受験をするかたは、今までの既出問題の演習以上に、青本なり、自身が

持っている参考書をしっかり、読み込む事を推奨したいと思います。

後、問題を解いてそれで終わりにしない。何回も解くのもいいですが、それでは、

答えを覚えてできたということではないか?と疑問を呈される事があります。

そこで止まっている方。一刻も早くそのやり方から、足を洗ってください。

後、理解に努めて欲しいです。

理解するのは、結構エネルギーを消費します。そのため、丸覚えをして問題を

解こうとする方がでてきてしまいます。

一方で理解する事は、覚える量を減らせる、利点があります。

もちろん、これは、個人差がどうしても生じてしまいます。難しい方もいると

思います。そういう方は、知識をしっかり詰め込むこと。きちんと、問題が

解けるのかどうか…をしっかり確認して欲しいです。

そして、とにかく、『感謝の気持ちを忘れないで欲しい。』

薬剤師国家試験を受験するのに、働きながら再チャレンジしようとしている方

いると思います。みんながみんな、予備校に行かして貰える子ばかりではないか

と思います。宅浪を2年、それでもだめで、予備校に来ている方もいました。

でも、そもそも国試浪人って恥ずかしい事でもなんでもないです。

ここまできて、資格取得を諦められますか?ここなんですよ。無理ですよね。

ならばこそ、してもらえることが当たり前ではないという気持ちを持って、

頑張って欲しいです。

『極力早期に国家試験合格すること』が本当に大事です。

前に、五浪丸さん(id:medical555のブログにも書かれていましたが、年数を

かけても合格しないと自分の体力が足らなくなってきます。

そのうえで、周りからの視線が怖く感じますし、そこから馬鹿にされることも

可能性としてないとは言えません。もちろん、恥ずかしい事ではなく、一生けん命

頑張っている人達がいると思いますので、寛容な心で見ておいて欲しい…と

周りを見ながら感じています。いろんな意味で大変な時期を超えて、資格を取得

することで、より自信につながればいいなと思います。

まとめ

いかがでしょうか。いろんな人が国家試験合格に向けて準備をしていると思います。

が、本当に薬剤師になりたいと思って日々努力している子が多いと思います。

受かればこちらのものです。別に、私みたいに、成績下位層からのスタート

で、合格者の七割に滑り込んだタイプだっています。逆に、どんだけ、模試で点が

でても、本番で落ちてしまう子もいます。本当にこればかりはわかりません。

なので、どうか、自分を追い詰める事はせず、わからないことや、知らない事があれば

、予備校に問い合わせするのもいいと思います。

予約をして、勉強相談に乗ってもらえたりしますよ。後は、私のブログのコメント

欄や、プロフィールにも連絡先を書いていますので、もし、質問などありましたら、

どうぞ。できるだけ、寄り添えるように努めたいと思います。  

医療の現場にも、必要な考え方だと思います…。

こんばんわ。

皆さんは、この本を読んだことがありますか。

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今、この日本で他にも多くの宅配業者が存在する中で、『ヤマト運輸』が、

これほどの企業へと変貌を遂げた『理由』、そして、ヤマトが大事にし続ける

『考え方』。この二つに鋭く切り込んだ著書であると同時に、いたく感動した

ので、共有したいと思います。そして、この企業の考え方が、そっくりそのまま

医療現場でも同じことが言えると私は考えています。

『利益よりもお客様からの『ありがとう』を追求する』

この考え方がどれだけのものか、考えてみた事があるかた、居られますか。

私は、正直な話、この考え方に強烈な衝撃を受けました。

確かに、お客様(医療現場では患者さん)からの『ありがとう』は確かに、大事です。

そもそも、利益を度外視したやり方が果たしてどこまで通用するのか?この本に出会う

まで、私は、失礼ながらそう思っていました。

しかし、この本を読んで、『利益を考えずに、お客様からの『ありがとう』を追求する

ことで、知らぬ間に利益を上昇させる』ということが実際にあるということがわかり、

今までの思考が間違いであったとようやく理解しました。

私が、前の記事でも書いたように、利益度外視になっても、『必要と思われることが

あれば、そこは絶対にしないといけない。』ということは、物凄く大事であると

思います。医療現場でも、患者さんのために対応したことが、たとえ利益のために

ならなくても、それが周り回って、後で評価が上がったり、利益になったりとすること

があるんだということ。これをわかるきっかけになりました。

東日本大震災の時、ヤマトのある行動が『感動を呼んだ』

この部分を読んだ時の私の感想…それは、『言葉にならない物でした』

涙が溢れてきました。この章で辞めよう…なんど思ったかわかりません。

でも、それでも読み続けたのは、ヤマト運輸を利用している者として、その事実

をきちんと目に焼き付ける義務があると感じたからです。

なぜ、私が感動したのか、それは以下の文面を見ればわかります。

「会社の車を使い、経費を使って、積極的にみんながボランティア活動を

している。人件費も含めたら膨大な金額になる。でも『世のため、人の

ため』といつも会社が言っている方針なら、このままやらせてみよう。

本社からお叱りを受けたら、自分たち主管支店長のクビを差し出せばいいか。』 

 会社にどう思われるか?その気持ちよりも、『自分たちのすべきこと』に行動

を移せたヤマトの従業員、そしてそれを見守り、何か叱責があれば、自分たちの

首を差し出す覚悟を腹に決める主管支店長たち。それぞれの思いを胸に、行った

ことが結果として、いい方向に向かったことは大変嬉しいですし、社長が、行った

言葉も、社員に対する労いの言葉と、お褒めの言葉を言われること。

利益を度外視した行動ですよね。多くの宅配業者の中で、被災地から手を引いた

業者は、佐川急便など他にもあったはずです。でも、ヤマトだけが、手を引かず、

被災地のセンターから荷物を配送し続けた事の、重要性を、皆さん理解できますか。

これこそが、『利他の心』ではないかと思いました。

もちろん、この心だけで、会社を大きくできたわけではないと思います。でも、

『周り回って利益があがるんだ』という考え方を持っているということも、

ある意味重要ではないかと思います。

医療の現場でも、『利他の心』は必要である

ここまでヤマト運輸の話をしてきましたが、皆さんは、どうでしょうか。

特に医療職の方たちにお聞きしたいです。今言われている『多職種連携』は

大事です。しかし、患者のために必要であっても、それを『利益にならないから』

やりません。という方も居られると思うんですね。でも、自分だけがいいと思う、

『利己の心』だけで、いいのでしょうか。

患者さんから感謝されることで、『やってよかった』と思うことや、この方法が

良ければ、口コミで噂になり、評価が上がったり、利益が上がったりすることも

あると思うんですね。

それこそが、『利他の心』であると思います。目の前の利益に目がくらみ、

短絡的に考えてしまう方が多いと思う中で、私はこの考え方に、いたく共感させ

られました。

『仕事を効率だけで割り切るのは、良くない』全員経営の考え方が育まれている

私は、『利他の心』の前に、この『全員経営』の考え方が何とも言えず、心に

残っていました。

医療の仕事でも、『効率を考えて割り切ってやらないといけない』ということが

よく言われています。もちろん、優先順位が一番高いのと、低いのを同列で考え

るのは、誤りです。そこは理解できます。しかし、そこに視点を置きすぎて、

本当に必要な働きができなくなってしまう。そういうリスクが潜んでいるのか

もしれないと感じていました。勉強においても同じでした。

そのため、この章を読み切った時に、いい意味で『清々しさと、潔さ』を感じ、

心から感動しました。そして、一人一人が、『お客様への安心と安全をお届けする

ために、どうしたらいいのか』と考えて働いているということと、会社の風土

として、『実際に行動する事に怯えずに頑張れ』と背中を押しているのもあると

感じました。こういう風土そのものが、医療の現場でも必要ではないかと感じました。

まとめ

この本を読み、まっるきり『医療現場と関係ないとは言い切れない』と感じてしまう

ほど、しっかりとした取材の上で執筆されています。

実際に、社員との会話の中で感じたことなどを書かれていますが、この考え方を、

『医療の現場でも』吸収できるのではないかと思った事もありました。

ヤマト運輸は、『クロネコヤマトの宅急便』というフレーズで長く愛されていますが、

本当の意味での強さを、この本を読めば、きっとわかると思います。

一度、読んでみて欲しいと思います。終わります。

 

 

 

『望まない妊娠、出産のリスク』を根本から無くすために、必要な事。

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おはようございます!今回は、『望まない妊娠、出産』をどう、なく

していくのがいいのかについて考えていきたいと思っています。

そもそもですが、皆さんは、母体保護法ってご存じですか。

今回は、この法律がどういう意味で、障壁になっているのかを考えていくと

同時に、妊娠や出産に対して、男性も女性もひっくるめて、考えていきたいと

思います。

母体保護法』ってどういう法律、なぜこれだけ問題視されているの?

 この法律の出来た目的は以下のように定められています。

第一条 この法律は、不妊手術及び人工妊娠中絶に関する事項を定めること等により、母性の生命健康を保護することを目的とする。 

 今回の記事で問題になっているのは、こちらの記載が法律中にあるからでした。

第十四条 都道府県の区域を単位として設立された公益社団法人たる医師会の指定する医師(以下「指定医師」という。)は、次の各号の一に該当する者に対して、本人及び配偶者の同意を得て、人工妊娠中絶を行うことができる。
 妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの
 暴行若しくは脅迫によつて又は抵抗若しくは拒絶することができない間にかんいんされて妊娠したもの
 前項の同意は、配偶者が知れないとき若しくはその意思を表示することができないとき又は妊娠後に配偶者がなくなつたときには本人の同意だけで足りる。

 

 こちらの条文を見て頂ければわかりますが、確かに『本人及び配偶者の同意』が

いるということが書かれているということがわかります。

この二の条文を見て少し違和感をもちませんか?そもそも、配偶者に同意を得る

必要性のあることでしょうか。これこそが、『望まない妊娠・出産のリスク』がある

と言える部分だと思います。他の、一の条文のように、配偶者との間で納得の上で、

中絶するという意志が共通認識となり、理解を得やすい場合は、同意も得やすい

かもしれません。

そういうことを考えた時、この条文が、望まない妊娠による中絶をすることへの

足枷になってしまう可能性があるんだということが容易に想像できます。

『望まない妊娠・出産』しか選択できない現状が横たわっている

記事の中にこういう記載がありました。

昨年6月には性暴力で妊娠した未婚女性が複数の医療機関で中絶の手術を断られるという事案があった

報道されていたかどうか覚えていませんが、こういう『配偶者の同意』が取れないが

ために、中絶を断られるという事件が起こってしまうのも本当に心が痛いです。

そもそもですが、これが独身の女性であればどうでしょうか。

知らない男から性被害、性暴力を受けることへの怖さ、とてもではない苦しみを

心に張り付かせた状態で、生きて行かないといけないのです。

この事件が噂になり、『知らなかったもんが悪い』『被害に遭うやつが悪い』

という被害女性への批判の声が普通に起こってしまうと、やられた人間に対する

心遣いが一切感じられないことになると思いますし、それが女性を追い込む可能性が

でてきてしまうのだと思います。決してやられた人間が悪いのではない、この

考えかたが未だに出来ていない人たちがいるということに、私は唖然としました。

妊娠したくてもできない『不妊治療』に励んでいる人たちもいます。

私がいつも読んでいるもち麦さん(id:mothimugisunのブログでも書かれていますが

 、子供が欲しい…と願って治療を長年続けている方がいるのも事実としてあります。

しかし、子供がすんなりできやすい人もいます。いろんな人達がいます。

しかし、子供を虐待してしまう人も出てきてしまうのが、今の日本の現状なのかな

とも感じています。そもそも、女性にとって『妊娠、出産、子育て』は大きく

ライフイベントが変化する部分です。子供ができて教育にお金がかかってくる

ということもあります。子育てするのも、大変なのに、家事もしないといけません。

何方かをやっていると、何方かがなおざりになる。こんなの普通ではないかと、幼少期

から見てきて、母に対して感謝しかないですし、実際に

私の母をみていて感じます。それをきちんと旦那さんを含め周りの方たちが、

認識し、感謝してくれていれば、どこか心が晴れることもあると思います。でも、

してもらう事が当たり前になり、感謝しなくなる事があれば、どうでしょうか。

男性の中で『誰に食わせてもらっていると思っているんだ。』ということを、言ったり

そう思っている方が実際にいます。でも、家事や育児を誰がしてくれているんでしょう

か。そこの意識が欠落していませんか。と私は感じています。

 まとめ

『望まない妊娠、出産のリスク』を無くすために、厚生労働省は遅いながらも、方針を

固め決定したということであり、私は、評価できる点だと感じています。しかしながら

、子育ての支援などの妊娠、出産の後の事は、『ノータッチ』ということに、私は

違和感を感じています。女性の社会進出を促進するのなら、男性の労働時間の

短縮が選択できる施策や、両性の賃金水準の向上を含めて国会で議論することが

本当に必要なことではないのでしょうか。

支援を必要としている人の声、届いていますか?私を含め医療者には、『望まない妊

娠を無くすための方法をより広く正確に話ができる』ことが必要であると思います

 

コロナ禍における『私の考え』~気の緩みだけが問題ではない~

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おはようございます!実はこれについて、考えて欲しいです。

『新しい生活様式』だけでは不十分です

正直、今回のコロナ禍において、常に『テレビ報道』で言われているのは、

これですよね。公園で酒を飲んでいる人に対して、顔を隠してでも、報道するとか

正直、いろんな面でやりすぎではないかと思う事もあります。

みんなが自粛しているんだから、我慢しろっていうのは簡単ですけど、それができる

人がどの程度いるんでしょうか。それに、私は常に思っているのは、『コロナがただ

の風邪』っていうのもある意味仕方ないのかなって思う部分があります。

それに、いかにも『この新しい生活様式を行えば、大丈夫』というようなテレビ報道

に対して、私は違和感を感じています。

はっきり言って、感染制御や、感染コントロール、予防の前提条件として、『自分が

ならない身体づくり、幼少期からの免疫機能の強化』があると思っていて、これが

十分でなくても働いているからこそ、無症状者が存在すると思うんです。

それをどの程度の方が分かっているのかなって感じてしまいました。

コロナ禍においての『私の考え方』

私は確かに、この薬剤師国家試験勉強中、いろんな面で衝突をしましたが、

今回すべてオンラインで予備校の講義を受けることにしました。

『Rasさんの場合、予備校で受けたほうがいい』とは言われていましたが、その当時は

コロナ禍の真っただ中であったことから、いくのをためらいました。

しかし、模試を受験してみて思ったのは、確かに、『コロナを怖いと感じる反面、

そんなことを言っていたら、どこにも出れなくなる。』というある種の危機感を

感じました。もちろん、今年ダメであった時は、神戸でもう一回やり直すつもりで

居たため、本当に今回で終わってある意味良かったと思ったのは、嘘ではないです。

ただ、コロナ禍であっても、何もわかっていない時よりは、かなりわかってきている

ため、最低限の予防をしていればいいという風潮になりつつあります。

でも、それだけでは足りていないですし、本当の意味での危険性、リスク、ウイルス

についてどの程度わかっているのか、論文なり、データなりを公開することが今の

政府や分科会には求められていると思います。

薬剤師には『薬事衛生』が求められているが…

正直な話をしますと、薬剤師になる人間がいうことではないと思うのですが、

はっきり言っておきます。『必要以上の恐怖は、人の心を殺すことに繋がる』と。

いろんな医療従事者の方が、なぜ、この点に注目できていないのかなって感じ

ています。これは報道のやり方にも問題があると思いますが、コロナ禍の自粛

疲れがいろんなところで爆発してしまっている理由を考えて居られないのかなって

感じます。感染対策をしっかりしていれば、マスク会食の必要性もないんですよね。

自分がならない身体づくりの推奨、免疫機能の強化ははっきり言って、医療従事者

なら言わないといけない部分だと思うんです。

無症状者の存在がなぜあるのか?そこの理解がないか、もしくはそれが気の緩み

に繋がるからこそ、言わないだけではないかと私は感じています。

感染対策そのものに『感染しない身体づくり』が入るのは当然

医師の中でも、診療が終わってからとか、休みの日にジムに行って汗を流す方が

今まで多かったのではないかと思います。ただ、皆さんがこういう事をなぜ

されていたのか、ご自身でおわかりですか?

それは無意識的に、自分で『感染しない身体づくり』をしていて、感染しないように

努力されていたからではないでしょうか。それにより、体力がついていたんだと

思います。皆さんがしていることって、『感染対策の一環』ではないでしょうか。

なぜ、わかっているのに、言わないのでしょうか。

それでは、国民に対して失礼ではないでしょうか。私は、そう思います。

日本医師会の会長が言うみたいに、『気の緩み』が基で、感染が再拡大している

のではないと私は思っています。

無症状者がいる理由を考えていないのが、丸わかりだなと感じてしまいました。

まとめ

コロナ禍で、本当の意味で感染対策を考えるのであれば、国民に対して『自分が

ならない身体づくり』の推奨をすべきだと思います。それが地盤になっているし、

前提条件になっていると思います。この地盤が弱いと、他の感染制御や感染コントロー

ルも、ワクチン接種も全部崩れてしまいます。

本来、その点を把握した上で、施策が行われているはずなんですが…。

コロナ禍で本当に考えないといけないのは、『気の緩み』ではなく、自分たちが

ならないための体力をしっかりつけていくことが大事ではないかと思います。