薬理系の話~眠剤の効き方の違い~/今の自分の気持ち
夏休み明けテストのカウントダウンを感じつつ、毎日勉強に明け暮れていますが、どうも上手くいかないのが現状ですね。
とはいえ、自分がやろうとして入った道。一生懸命頑張るのみと思います。
今日は、そんな試験の助けになるだろうと思い、薬理系の話をしてみたいと思います。
そもそも、眠剤って何かご存知の方?自身が不眠に困っている方ならすんなり話が呑み込めると思いますが、実は眠剤には3パターンが存在しているんです。
…と、行く前にまず、話をしておかないといけないことがありました。
そう、睡眠の周期についての話です。ここでは、「REM睡眠」と「Non-REM睡眠」というものがあります。
そもそもですが、この周期どういう感じで起こっているのか、ご存じの方はおられないかもしれません。
出典:睡眠の「質の上げ方」を知って日中のパフォーマンスをアップ/世界睡眠 大会より
この上の図を見て分かって頂きたいのは、まず「Non-REM睡眠」が来て「REM睡眠」が起こるという1サイクルを覚醒まで、何サイクルも行っているということ。
このサイクルがちょっとした不具合で上手くいかず起きるのが、「不眠」であるというのはよく知られた病態の一つ。
だからこそ、その不具合をなくすために作られたのが眠剤!…と行きたいですが実は落とし穴があります。
初めに、3パターンあるといいましたが、実は1パターンがこのサイクルそのものを亡き者にしてしまう眠剤であるということ。
それが、「バルビツール酸誘導体系薬」:商品名として「イソミタール原末」
このバルビツール酸系誘導体系薬は、GABA受容体ーClチャネル複合体のバルビツール酸結合部位に結合します。
ただ、この薬剤大変荒い方でして、許可なく、チャネルの開口を行い、一気に塩化物イオンが流れ込んできます。
そのため、普段あるはずの、周期が壊れてしまい、Non-REM睡眠だけになってしまいます。
後の2パターンは、ベンゾジアゼピン系とゾピクロン・ゾルピデムがあります。
特に、ベンゾジアゼピン系は、自然な眠りを届けてくれる安全性の高い薬と評価がついています。が、あくまで薬であるので、行き過ぎた使用は控えることが大事です。
これらの効き方は、薬理学的な話であるので、不明な点は、現場の薬剤師の先生方にお聞きください。(できる限り、正しい知識を仕込んだうえで記載していますが)
ここから先は、今の私の気持ちを書いていきたいと思います。
予備校に行きだして、自分が何が足りなかったのか…何が必要なのか…をしっかり知ることができたというのが一番の収穫でした。
しかし、いろんな大学から学生が集まっているが故、いろんな方がいるということを感じました。
もちろん真面目な方もいます。そういう方と仲良くしていただいているので、私自身恵まれていたなという気持ちです。
そういう方との出会いのお蔭で、私は勉強というものにきちんと向き合っていけるようになっているのではないかと感じています。
夏休み明けテストが間近に迫ってきています。これでこの記事を終わりにしようと思います。
勉強する意味、これをきちんと認識できた夏にしていきたいと思います。
同じように頑張っている方、この夏を乗り切って笑顔が広がる3月にしていきましょう。では。
予備校の夏休み明けテストに向けて。/予備校で会った方の話。
こんばんわ。毎日暑いですが、日々水分補給を忘れずに頑張っていきたいものですが、
今回、夏休みを勉強で埋め尽くす作戦に出ようと思います。
もちろん、気分転換も必要ですが、今回の夏は本気にならないと危険な夏と思って、頑張ってみたいと思います。
ですが、こんなことを言って、じゃあどうするのか…ということになるため、自分なりに、「する」と決めていることを考えてみたいと思います。
其の一 予備校で配られている振り返りのプリントと、
問題集を並行して定着 を図る。
其の二 問題集をしっかり解く。特に、難易度が「易」とされている問題は
二回、若しくは、教科によっては三回繰り返して記憶の長期化を
図る。
其の三 問題を解きながら、「なぜ?」を繰り返す。
どうしてその答えになるのか、どうして答えが違うのかを何回も
自問自答する。
この「なぜ?」を大事にすることで、もし間違えても、その答えが違う理由を理詰めで考えるようになれると思います。
其の四 問題を解いていて、選ばなかった選択肢が何を意味しているのか
を含め、問題を解いて、周辺知識の定着を図る。
できる問題をしっかり点にするためには、自分なりに、定着率を考えて勉強するのがいいと思います。
毎日が怒涛のように過ぎていきます。日々を大事に過ごしていくことが大事だと思って勉強していきたいと思います。
話が変わりますが、予備校で出会ったある方の話したいと思います。
其の方は、私が今まで出会った中で、最も気が合う方だと思います。
薬剤師国家試験の勉強は自分だけの戦いになると思われていますが違います。できないことを教えあう、そういう関係を持つことができる同期と頑張ることで、周りと力を合わせる、ある意味、「団体戦」です。
其の方と初めて話したのが、懇親会でした。それまでは、どういう方なのかわからず、どう話しかけていいのかわかりませんでした。
それでも、懇親会で何とか話ができ、そこから気が付くとお互いに話が合う中になっていました。
私自身、できないことがあっても隠すこと自体がダメだと思っていても、先生になかなか聞くまでに時間がかかることがあります。
しかし、其の方に聞けば、すぐに教えていただけるので、ありがたいと思っています。
できないことを聞く勇気は誰にでも持たないといけない勇気だと思います。
が、先生に聞けない方もおられるでしょう。
そういう時は、周りの友達に聞いてみるのも手だと思います。
予備校に通っていて、できないことがあったらそれでは時間の無駄です。
少しでも、自分のためにできることを考えて行動する。そういう勇気をくれた方です。
長くなりました。以上です。
夏本格化。
暑さに対して、嫌味をこぼしたい気分ですが、前向きに捉えて日々、頑張っていきたいと思います。
予備校での、中間試験もありました。
でも、七割に届かないレベルの位置についている感じでした。
勝因は、「必須問題での八割獲得です。」
これが凄い効いたなと思いましたし、それだけに留まらず、より一層、楽ができる点の取り方をしっかり考えていかないといけないなって感じました。
理論での失点は、敗因として、「曖昧さが残る勉強の仕方」であると感じました。
できる問題とそうでない問題、とにかく毎日しっかり復習し、次の月間テストに向けて頑張っていければなと思います。
後、私、すごく、デズニーが好きでして、一度でいいからデズニーとコラボしてみたいと思っているんですね。
トリ女さんと分かり合える部分がデズニーではないかと思っています。
でも、今は勉強が先であり、毎日の復習をこなしていくのが先。
国家試験に終わってからでも、できることがあると思って、今後もその気持ちを持ちながら、頑張っていきたいと思います。
今日はこれまで。
オンライン服薬指導の実現なるか…~本当に薬剤師のあり方が問われて来ている~
昨日の合格を受けていろんなことを考えることが多くなりました。
それは、試験前から思っていた今回のこと。
「オンライン服薬指導」は私が常に考えていたことです。
なぜそれを考えているのか…。
それは、もう薬局での服薬指導だけではやっていけない時代になってきていると常に感じていたからです。
薬局内での服薬指導や、かかりつけ薬剤師の推進だけでは、健康を守りきれない事態になりつつある。そして、薬剤師としての薬学的な管理手法の開発こそ、今後本当の意味で薬剤師が必要とされるにあたって必要なことではないか。
多職種連携が強く言われている中で、医師や看護師より患者さんから離れている感じがある薬剤師が本当に本領を発揮できる方法を考えていかないといけないのではないか。
そう感じました。早くも、その実現に向けて動いている会社もあるようでびっくりしました。なぜなら、私の考えに一致した方向性であったからです。
本当に薬剤師が必要とされているのは、地域住民や、今回の災害被害地であると思います。
病院や医院が機能していない可能性もある被災地に赴き、薬剤の保持能力や住民の健康状態など、本当に命に寄り添えるような働きが求められていると感じます。
オンライン服薬指導は、ネット環境がしっかりしている現在において、もう次代に即しているといっても過言ではないということです。
オンラインで被災地の看護士さんや医師と連携をとるということも、実際できるようになるかもしれない。
私は、今の法律が対面指導を原則にしていることを改定する方向で動いていることを知り、ようやく時代に即した医療の実施がなされるようになると強く感じました。
多くの医療系学生が将来の医療の担い手になるべく頑張っていると思いますが、ぜひとも私と同じ考えを持っておられる方が一人でも多くいれば…と感じます。
これから先、より多くの学生さんがこのブログを見ることで、なおのこと、頑張って将来の現場に向かおうと思えるといいなと思います。
勉強を中心にしているため、不定期更新に変わりはないですが、今後もよろしくお願いします。
卒業試験、無事終了。
今日の夕方頃に、結果がでました。
結果は、「合格」しました。
自分なりに怖い日々を送っていたため、本当に受かったのかという感覚すらない状態でしたが、今になってようやく、感情が出てきた感じです。
卒業延期という怖さを拭えない日々、大学に行っても気持ちの中にあるのは「もやもやだけ」。
そんな日々を送っていた私がこの五月から、予備校に行きだして変わったことがあります。
それは、「やるか。やられるか。できないことを言い訳にしない。」ということを自分のポリシーにしたこと。
できないのは「やってできないのか、それとも本当にできないのか」の二つがありますが、私の場合はやってできないと、本当にできないの五分五分であったということ。
それは、裏を返せば、できないからいいやという言い訳じみたことばを言っているのと同じことだったんだということです。
薬剤師になるためにはまず、卒業するということです。そして国家試験に受かるということ。
既卒生として、これからが本当の闘いになるよと、先生方に言われましたがその通りだと気持ちを引き締めなければと思います。
これから先も、闘いは続きます。でも、その戦いを制してこそ、真の薬剤師に近づくことができると思います。
日々猛暑が続きます。熱中症だけには気を付けてください。
では。
卒業試験第二ラウンド終了。
大変な猛暑、そして、この大雨で被害にあわれた方に、お見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
お久しぶりです。今日ようやく、卒業試験の第二ラウンドが終了しました。
かなり骨のある問題が多かったなというのが印象です。
しかし、わかる問題がかなり多かったな…っていうのが印象ですが、自信を持って行けるということが言えないのがつらいところですが…。
とにかく、この暑い中試験があって、いろんな意味で大変だったなというのが本音です。
今回の問題を受けてみた感想を書いていきたいと思います。
ゾーンⅠ:特に分析の問題(赤外分光、NMRの解析問題)は、
官能基の特徴とどのあたりにでるかをわかっていれば解けた問題が
解けた感じです。
その他は、これかなという勘を働かせれたかなていう感じでした。
ゾーンⅡ:時間的にかなりカツカツな状態でした。
計算問題でミスをしているのに気づくも、
時間がかなりやばい感じであったなという感じです。
余裕すら持てなかったです。
ゾーンⅢ:病態のあたりが、かなり易しめな感じを受けました。
というのが正直な感じ方です。勉強する上で大事なのはあきらめないことですが、それだけではなく、自分がどれだけ「解ける」と思える問題を作るかも必要な心として必要だなと思いました。
確実に解けたと思える問題があれば自信になりますしね。
今回で決めれると思っていますが、結果は結果、受け止めていきたいと思います。
何事もコツコツ前向きに努力する気持ちを持ち、頑張って乗り切りたいと思います。
今日はこれで。では。
卒業試験第一ラウンド終わりました。
暑さに飲まれそうですが、みなさん大丈夫ですか。
お久しぶりです。
今日は、卒業試験の第一ラウンドが無事終了しました。
終了と同時に、答えを見ての自己採点ですが…結果は、7割に少し届かない結果となりました。
それぞれのゾーンの内訳をみてみると。
ゾーン1(物化生、衛生、法規):50%
ゾーン2 (薬理、薬剤) :90%
ゾーン3 (病態、実務) :80%
※それぞれのパーセンテージは四捨五入しています。
今回の試験結果を鑑みて思ったのは、物化生の厳しさはかなりのものであったということです。
どんなに他の部分で点が取れていても、そこの部分が基礎的な部分であるので疎かにしているとしっぺ返しを食らう部分であるともいえます。
ただ、去年のようなひど過ぎる結果に比べたら十分手応えのある解答だしができたととても嬉しく思っています。
特に、衛生、法規などの結果はしっかり勉強していた成果が出たんのではないかと思っています。
薬理・薬剤の範囲は、かなり高得点が取れたという感じがします。
ただ、問に対する適切な解答だしができていない部分もあったため、そこは反省材料であったなと感じます。
今度は第二ラウンド。この勢いを持ち続けて、毎日の勉強を大切に頑張っていきたいと思います。
さて、物化生の見直しをしていきたいと思います。これにて。
では。