薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

問題を解くにあたって大事な事。

こんにちわ。

直前講座が始まって一週間経ちました。

自分の知識に自信を持っていても、新規内容で解けない問題もあります。

そういう問題が、国家試験で出たら…って考えてしまう人いると思います。

でも、そういう事は別に考える必要がなく、今ある知識を盤石なものに

していればいいのですから。

 

では、どう思えばいいのか?

考えてみたいと思います。

 

八割方は、『わかる』という自信を作る

実際に講義中に問題を解いていて思うのですが、過去問の知識といいますか、

周辺知識が頭に入っていれば全然問題ないと思うことがありました。

知識があっても、新規範囲なら解けないということもありますよ。

それは追う価値ありますか?はっきり断言できますね。『ない』って。

知識があっても解けないのなら、それは誰でも解けないんです。

そういう所より、もっと他で、解けることが大事ではないかと思います。

八割方は、『わかる』という自信を自分の中に作ることをお勧めします。

 

出来ない問題と出来る問題の判断ミスを犯さない

出来る問題の中には、考えれば解けるというもの、簡単なもの、様々な問題が

あります。よく、出来ない問題があって問題が解けなかったということを

よく聞くフレーズでありますが、それはただ、問題の判断ミスを犯している

という事実を直視できていないということです。

私も経験であります。特に数学で問題が解けず、気持ちの面で落ち込んで、

出来ない問題が多かったと、担当講師に泣きついたことがありました。

その時に言われたのが、『おまはん、ちゃんと、問題の判別したか』。

この意味が解らなかった私は、聞いてしまいました。

その時に、『出来ない問題と出来る問題の判断ミス、犯している自覚をせい』

と言われました。当時は、なんでそんなことを言われているのか全く理解できません

でした。

しかし、今なら、あ、そういう事かと分かったんです。

それは、『出来る問題は自分がすぐにわかる、又は少し考えてわかる問題』と

『自分の頭を捻ってもわからない問題』かという判断を問題を解きながら

できていなかったのです。

もし、自分が点を落としている問題が『出来る問題』であったなら、

これほど悲しい話はないと思います。そういうことがないように、

問題を解きながら、直ぐに、又は考えれば『糸口』が見つかれば解き、だめ

なら、そのまま他の問題に行きます。そういうやり方があるということ。

理解して欲しいと思います。

 

落ち込まない

私の通っている予備校の先生が、『名言』を出していたので、申し訳ございません

が拝借します。

『落ち込むのと、反省するのとは、全然違う』

これ、結構大事ですよね。今から受験を控えている学生の方なら共感できる

ことだと思います。

反省するのは、

どういう部分がだめだったんか、どうしたらもっと良くなっていたか

、自分に足りないものは何か…』という行動を示しています。

生産性がある行動ですね。

でも、一方で、落ち込むのは、

あ~あ、またダメだった、どうせ何しても変わらない、自分は馬鹿だ…』という

行動を示しています。

全く、生産性のない行動ですね。

これら二つの考え方は全く異なりますし、今後の自分の成長の度合いが全く異なって

きます。自分の成長をより大きく持っていくために、必要なことは何かを考え

行動できることが大事だと思います。

 

まとめ

知識がしっかり入っていても、その知識を使うのはどうしたらいいのか。使うなら

どういうやり方がいいのか…。ということをも含めて、考えていくことが大切

であると問題を解きながら感じていました。

睡眠時無呼吸症候群の怖さ~私自身が検査で分かったこと~

こんばんわ。

皆さんは、睡眠時無呼吸症候群をご存知でしょうか。

これは、英語の略称でよくSASと言われていることや、早期発見・早期治療

を良く言われるようになってから、この言葉が浸透してきたのではないでしょうか。

 

なぜ、今回記事で公開することを決めたのかというと、私自身が、睡眠障害

持っている事がないという強い思い込みと、検査への怖さから、発見がかなり

遅れたということに対して、大変後悔しているからです。

なので、私は一患者として考えている事を書いていきたいと思います。

悩んでいる方、睡眠の質を変える一歩を踏み出してください。

私が持っていた症状。

そもそも、この症状は、かなり幼い頃からあったようです。

夜もかなり静かに寝ているね…と言われることが多かったです。

中学校に上がると、夜寝る時間も遅い事もあって、昼間も眠いことが

続いていたため、私としてはただの寝不足だろうと思っていました。

そして、幼い頃からアレルギー性鼻炎も患っていたので、仕方ないのですが、

口呼吸をしないと息が出来ない日々が続いていました。

特に青洟が良く出ているため、鼻を洗わないといけない状態が続いていた

のもあり、薬を飲んでいました。

とはいえ、高校、大学になっても昼間の寝不足は治らなかったのです。

そのため、もっと早く睡眠障害であるという診断がついていれば…と

思いました。

検査してわかったこと

私は、中枢性と閉塞性の混合型の睡眠時無呼吸症候群でした。

診断をしてくれた先生によると、寝ている間、頭が怠けて呼吸を一時的に止める

ことがある。これがずっと続く疾患の方もいるけど、貴方はそんなことないから

大丈夫であると言ってくれました。

簡易検査を受けて、脳波や呼吸数、SpO₂などを自分が睡眠している間にいろんな

データを取ってくれる装置がこちらです。

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査のイラスト

イラストが男性ものしかなかったのですみません。

これらを付けて寝るわけですが、とにかく寝にくいものでした。

ですが、これらの検査の結果、軽症レベルのSASだったのは、不幸中の幸い

でしたね。重症化している人では、血圧上昇が起こり、かなりリスクが高くなり

心疾患を起こすリスクもあるということを先生に言われました。

睡眠の質を改善したいのであれば、睡眠専門の診療所に行って欲しい。

私は、予備校の近くに、睡眠専門の診療所があったので、良かったのですが、

そういう診療所が近くにない人もいると思います。

私を見てくださった先生は、日本睡眠学会の会員で、睡眠障害治療を専門で

行っていいというお墨付きをもらっている方でした。睡眠障害に対して、

それなりに詳しくないと、診断を付けるのも難しいと思います。

出来る限り、お近くの診療所が睡眠障害に対して、どういう診療ができるのかを

予め調べた上でいかれる事をお勧めします。

私がお世話になったのは、こちらの診療所です。

www.maeda4159.net

まとめ

睡眠時無呼吸症候群は、良く言われるのは、肥満体の方に多いということです。

が、私のように平均BMIに近い人間でも睡眠時無呼吸症候群になるということが

あります。これは、解剖学的に何かしらあるのかもしれませんが、私としては、

衝撃でした。ただ、検査結果から、自分が今まで『静かに眠っているね』と

言われていたことは、決して誉め言葉ではなく、忠告であったんだということに

気が付けました。本当に、睡眠は大事です。

もし、気になる症状があるなら、すぐにでも、診察を受けてください。

そうすれば、改善させるための対策をいろいろ取ることができるので。

私と同じ轍を踏まないことを心より祈っています。

 

大麻の禁止の意味をもう一回認識しよう。

こんばんわ。

皆さんに本当に考えて欲しいことがあります。

www.msn.com

前の記事にも書きましたが、若者の大麻所持、使用が問題になっています。

所持・使用しているだけで、逮捕されるのは、酷いという考え方の方も

居られるでしょうし、規制するのは時代に合わない。という考え方の方も

居られると思います。

しかし、大麻の問題点に気づいていないからこそ、言えることなのでは?

と思っています。では、大麻の問題点は何か、探っていきたいと思います。

 

 

身体依存が弱いながらあること。

覚醒剤大麻といった規制薬物には、精神依存・身体依存が問題になることが

多いです。特に、今回問題になっている大麻、後、コカインにおいては、

精神依存が強く、身体依存が弱いため、周りから薬物を使用しているかどうかは見分けがつかないことが多いです。

そして、なんといっても、耐性が弱いので、量が増えず、怪しまれる可能性も

低いというのが、現状としてあります。

そのため、使っているのかどうかを判別するのは、非常に難しいということが

言えます。

医療用大麻を使う時は、短期間の使用だから大丈夫ということが記事で書かれて

いましたが、人によって体質もまちまちです。長期間使わないと精神依存が

出てこない人もいれば、少量で出てくる人も居られるでしょう。

一律に考えるのはあまりにも危険だと思います。

よく危険性がないという記載を目にすることがありますが、そんなのは

嘘ですから、皆さん気を付けてください。

 

大麻の中でも茎と種子以外の例外がない。

悪法と言われてしまう、大麻取締法ですが、栽培、所持については、茎、種子のみ

認められていることをご存知ですか。特に、神社仏閣や相撲さんで見かけるしめ縄

には、茎が使われています。種は鳥の餌として市販されています。

実際に鳥を買ったことがあるかたなら、合点が行くと思います。

そういう仕事関係での所持・栽培が認められているということを果たして、

どれだけの人が知っているのかなと疑問を感じています。

 

大麻の成分の代謝・排泄について。

大麻の成分には、テトラヒドロカンナビノールという化合物が含まれています。

実は、この化合物、よく、薬剤師国家試験の問題で出題されるんですが、

こういうひっかけを出されることがあります。

『テトラヒドロカンナビノールは、N-脱メチル化を受ける』というものがあります。

ソース画像を表示こういう構造をしているんです。

実際、ベンジル基に結合しているメチル基は、とても反応性が高いため、

実際は、酸化反応を薬物代謝酵素により行われることがわかっています。

このため、代謝物での検出が尿検査の結果判明することが多いんです。

話が逸れましたが、N-脱メチル化を受けるのかという問いに対して、

これは×ということができます。そもそも、炭素骨格で作られている

ことと、アミンなどを含まないことから、アルカロイドではないと

言われています。未変化体では検出が困難であるということが、

この化合物の特徴であると言えます。

 

若者の大麻への危機感が低い…。

慶応義塾大学の学生が大麻所持・使用していたことが事件として、出ていた

ことがありましたが、ご存知でしょうか。

どんなに勉強が出来たとしても、薬物乱用に手を染めることは決して

あってはいけない。そう思っています。

ですが、この時の学生の一言に私は我を忘れ、衝撃を受けました。

そして、本当の意味で『大麻取締法』そのものの理解などを早い段階から

の指導や、薬物乱用の危険性を中学校、高校だけではなく、大学においても

しっかり認識させることの重要性が問われていると感じました。

私の卒業した大学では、駅前でよく催されていた『ダメ、ゼッタイ』のPR

イベントでコーナーを設けて、薬物の危険性やその後の末路などを

正確に的確に、わかってもらうために、説明をしていたのを見かけて、

薬学教育の一環としても地域住民の命や希望を守るためには必要なこと

だなと思いました。

 

まとめ

大麻覚醒剤などの薬物乱用。多くの方が、自分のその後を棒に振っている

現実があります。医療に今後携わる者として、必要な対応としては三つあると

思っています。これは、医師や歯科医師の先生にもお願いしたいことです。

『薬物乱用の定義づけをよりわかり易く』

『どういう薬物が危険なのか、地域住民に対しての説明』

『乱用してしまった人のその後の社会における更生に手を差し伸べて欲しい』

 

これら三つの内の最後は、本当に大事です。

特に、精神依存と弱いながらも身体依存があるため、リスクがあるため、

また、依存する可能性を秘めていることが考えられるからです。

特に、依存を起こした人に対して、社会の風当たりは厳しいです。

それはある意味仕方ないことですが、時として大きな傷になることもあります。

社会復帰していく方たちに対しても、薬物乱用をせずに独り立ちできるように

支援をして行くことも、必要なことだと思います。

私は薬剤師になった時に、そういう人と会うかもしれない。

もし会ったとしても、決して馬鹿にせず、その人の更生する力になれれば

と思います。

 

 

 

医療現場における問題

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こんにちわ。

そして、この記事を見て、大変申し訳ございませんが、日本医師会ではなく、

日本開業医会と名称変更した方がいいのではないかと思いました。

そして、今コロナ禍で日本の医療体制が何とか逼迫している中で持ちこたえて

いるのは、多くの勤務医の先生方や病院関係者によるお陰であると強く

思い始めた記事です。

では、この記事を読んだ、私なりの意見を書いていきたいと思います。

医師の多くが医師会長の発言に首を傾げている点

医療現場においても、チーム医療においても、医師の指揮・指示の下、いろんな

医療関係者が動いていることが普通です。

私がなろうとしている薬剤師も医師に対して、いろんな提案や、疑義照会

などを行うなどして、医師に対して意見することも多くなっていきます。

もちろんこれは、病院だけの話ではなく、開業医の先生や薬局の薬剤師さん

との関係も同じことが言えます。

ただ、今のコロナ禍においては軽症であっても重症化する可能性も

ありますし、もし重症化した時は、入院する必要があるわけです。入院施設が

あるのは一部の診療所を除いて、病院以外ないわけですから、多くの入院施設が

ある病院への入院が多くなります。そこでは多くの患者に対して、医師や看護師

といった人が患者一人に対して多くつくといった人手の不足が顕著になっている

のが現状です。報道ではあまり取り上げられていないため、問題だなと思います。

そんな中で、勤務医の多くが大変な思いをしているという認識が本当に、

日本医師会には届いているのか?ということを、記事の中で多くの医師の発言を

見て感じました。

 

医師だから何を言っても許されるわけではない…木村先生の苦言。

厚生労働省の元医系技官で今はコメンテーターとしてよく出られている木村

先生ですが、医師会の会長の一言に対して、『脳震盪を起こしそうになった』

と発言されました。この意味が、最初聞いた時わかりませんでしたが、

他の人の怒りの発言を聞いて、先生が言わんとしていることがわかりました。

『医師会がなんの対応をしてこなかったのに、それをに対する謝罪もなく、

上から目線の物の言い方。何が言いたいんだ。』ということです。

同期の先輩が医師から受けた仕打ち

私の大学時代の同期の研究室の先輩が勤務されている病院で、医師に疑義照会を

行ったことで、かなりの騒動になったことがあったそうです。

その処方医には、疑義照会をせずに処方箋を受け取ったらすぐに、調剤をする

というのが、病院内のしきたりになっていたそうです。

ただ、その処方箋がどう考えても疑義照会が必要であったため、処方医に

対して疑義照会したところ、『その処方の何が悪い』という罵倒を受け、土下座を

させられた方がいたそうです。

言われたその時は、そういう事があったんだなと思いましたが、今回の記事を

読んで、種類は違えど、やっている事に変わりはないのではないかと強く

感じました。

まとめ

医療現場における医師の立場は確かに高いということは理解できます。

しかし、昔の騒動の時のように、自身の保身のためだけに奔走するのだけは

してほしくないです。職業団体のトップがするべきことは、開業医の先生だけで

なく、勤務医の先生方の苦労も理解した上で、如何にこの情勢を切り抜けれるのか

を考えていけるように対策について発言すべきではないかと思います。

薬剤師などの他の医療関係者に対する態度についても、しっかり見直して

いって欲しいと感じています。

今逼迫しているのは、多くのコロナ患者を受け入れている入院施設のある

病院であるという認識をもう一回持ち直すことが必要であると思いました。

カネミ油症事件と化審法

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こんばんわ。今日、見た中で『被害を受けた人だけではなく、次世代にも

その痕は残る可能性を秘めている』と痛感した記事です。

 

どうして私がそう思うようになったのか、科目の繋がりを意識して考えたい

と思います。

カネミ油症事件の実情

そもそもですが、このカネミ油症事件、なぜ起きたかをご存知でしょうか。

昔はお米から油を取ることが盛んにおこなわれていた経緯があります。

しかし、取った直ぐの油は大変匂いがきつくそのままではとても使えない

レベルの代物であったみたいです。

そこで、この油の匂いを取って使い勝手を良くしたいという思いから、

加熱を考えたようです。

ただ、この加熱のし過ぎが問題になることがあったため、仕方なく

断熱性といいますか、絶縁体になるものとして、CPCBやPCBが盛んに使われて

いました。

しかし、ある時、熱を通すパイプに傷がついていた事に気づかずそのまま

使ったことで、絶縁体として使われていたPCBやCPCBが米油に溶けだした

ようです。

が、それに気づかないまま、米油が市販され、その米油を使った方の多くが

とんでもない症状に悩まされることになったのです。

多くの方に見られた症状は、皮膚障害です。その他に肝障害も挙げられる

ようです。

事件が契機となり、作られたのが『化審法』

いつも思うのですが、こういう事件がおおぴらにならないとなかなか行政は

動かないんだなということを強く思いました。

当時はこういう症状が出るとは知らなかった方が多く、多くの方が苦しまれた

ことは想像に難くないです。

医療関係者でも化審法はご存知でしょうか。公衆衛生を勉強されている

医師の方や薬剤師、歯科医師の方ならご存知だと思いますが、

『化審法』は使用する化学合成品に対して、製造、輸入などの前に、事前の

審査をしたうえで、製造・輸入・使用について必要な規制を行うために

1973年にできました。

今回問題になっているPCBやCPCBは、第一種特定化学物質として規制の対象に

なっています。

なぜ、今このような世代を超えた調査手法が必要なのか。

皆さんの中で今回の記事を読まれたことがある方なら、疑問を呈する部分だと

思います。

皆さんが知っている疾患で、薬害になった血友病患者のエイズ感染があると

思います。

実は、血友病にも言えることなんですが、この疾患の遺伝の仕方にヒントが

あります。家族歴がなくても、子の時、果ては孫の時に発症の可能性があります。

世界史を高校時代に選択していた人なら、直ぐにピンとくると思いますが、

ヴィクトリア女王の子孫に、血友病患者が多いということがあげられます。

女性の場合は、片方の遺伝子が正常であれば、もう片方がだめでも、血友病

を発症することはないです。女王は片方だけが、異常であったが、もう片方が

正常であったため、特に問題なく生活できていたと推測することが出来ます。

少し話が、逸れましたが、今回の場合も同じです。

実際に、被害を受けたのは、親世代かもしれません。もしかすると、子の世代

に行ったとしても、特に問題なく過ごせるかもしれません。

しかし、孫の世代で変異が起こる可能性がないとも言えないと思うんですね。

今回は遺伝的な要素は低いと思います。しかし、細部にまで目を向けずにいること

はかなり危険だとも思います。

被害者側は、親、子世代だけではなく、孫世代に対しても、包括的な調査の

必要性を訴えているということだと思います。

(記事では、ダイオキシン類の話が出ていますが、化審法では対象外という

 話です。)

まとめ

以上の話から、私は今回の記事を見て、『被害を受けた人だけではなく、

その子、孫の世代といった次世代にも痕が残る可能性がある』と感じました。

とは言え、この記事を見るまでは、実際にそういう調査が行われていることなんかも

一切知りませんでした。

そのため、知識として暗記をしていたとしても、実社会に落とし込めていなければ

なんのためにもならないのではないかとも感じました。

いろんな意味で、大切な記憶に残る記事の一つになったのではないかと思います。

大麻が日本で禁止されている根本を考察する。

こんばんわ。

ずっと気になっていたことがあったので、書き残そうと思います。

そもそもですが、大麻取締法が悪法だという方や医療大麻の使用を

認めてもいいのにとを言われている弁護士さんも居られたり、医学生でもそのことを

言われている方が居られたりといろんな人がいろんなことを考えているな

と感じていました。

 

ただ、なぜ、日本での大麻使用が禁止されているのか、そして、なぜ、大麻

使用することが種と茎以外認められていないのかを含めて考えてみようと

思います。

日本での大麻における検挙率と覚せい剤の検挙率の比較。

そもそもですが、覚せい剤と並び大麻の検挙数が上がっていることを認識されている

方がどれくらい居られるでしょうか。

覚せい剤再犯率が高いため、一度味を染めると、

断薬した後も精神依存があるため、また手を伸ばしてしまうという負のループが

あるということが知られています。

それに、覚せい剤は回数を重ねることで、買う値段も高くなり、お金が続かない

可能性も出てきます。そのため、再犯を繰り返す方の大半は40代~50代前半の方が

多い印象です。

一方、大麻は地球上どこでも自生していることや、栽培することが出来るため、

覚せい剤よりは安価に手に入ることも関連して、手を伸ばしてしまう方もいます。

覚せい剤再犯率が高いことに対して、大麻では若い年代の方の初犯率が高い

ということがあります。

 

日本における大麻の製造や栽培、所持が禁止されているのは?

そもそもですが、医療用大麻が世界でも利用が認められている事や、いろんな

疾患の疼痛治療に適応があるなど、海外の例をみれば、羨ましいという気持ち

や、ビジネスチャンスではないかと捉える方が居られるのも理解できます。

ただ、なぜ、日本における医療用麻薬があって、医療用大麻がないかをみなさん

考えられたことありますか?

医療用麻薬の製造工程や、その後の輸送経路、そして、医療機関における厳密な

管理。あくまで、卸は、県外の医療機関に対しておろすことすらも許さない

厳格な管理体制が出来上がっているわけです。

同じように大麻を現場で使ってもいいでないか?と考えられる方もいそうですが、

実際に管理するのも麻薬並みでやらないといけないレベルです。

麻薬に限りません。アザラシ肢症で問題になったサリドマイドも、多発性骨髄腫の

適応で使われていますが、それについても、物凄く複雑な管理体制を持って

使用しているんです。これ以上の人手を不足させることになれば、必要な注意も

向けれなくなってしまいます。

簡単に、大麻で逮捕されるのは、人権侵害だということに対して記事が載って

いたのを読んでいませんが、こういう管理体制を構築することの大変さを

分かっておられないのかなとも感じました。

所持・栽培・製造が認められていないことが悪法と言われる理由みたいですが、

栽培にあたっては、茎や種子を利用して仕事をされている方が居られるため、

例外が認められています。ただ、その利用もちゃんとした管理がなされている

ことが前提になっていると考えます。

製造に対しても、もし、医療大麻を製造するとすれば、原料の管理体制はもちろん、

それ以外にも、いろんな意味で考えないといけないことが多いです。

それだけではなく、悪用されないように、一般の人の使用を制限する、

医薬品としての流通体制の厳格化なども必要になりうると思います。

 

悪用する人の存在も規制の対象になっている理由。

指定薬物ということを知っていますか。

指定薬物とは、『人に対する依存性、生命における危険性、などを全体的に考え

た上で、大臣が決定する薬物のことです』

これは、覚せい剤においては包括指定がなされているものとは、少し異なるものです。

でも、そういう薬物にも例外があることを知っていますか。

例外として、医療等の使途に限るというものがあります。

これは、医療や鑑識などの科学捜査などで使う場合は使ってもいいという

ことです。指定薬物にも医療で使われている物も多いです。

笑気ガス(酸化二窒素)なんかもパーティードラッグとして使われた過去から

厚生労働省から指定薬物として認定を食らっているわけです。

笑気ガスは全身麻酔薬として使われているので、医療の現場で使われている

ため、例外規定があるということです。

ただ、大麻においては、栽培において例外がありますがそれ以外は

例外がないのです。

指定薬物でもそうですが、悪い方向で使用されてしまうリスクを

考えれば、なおの事、規制する方向性が正しいのではないかと思います。

 

このように考えても、大麻の危険性も含めてきちんと考えるべきですし、

安易に大麻を使用する方向で考えるのは、薬剤師になろうとしているものとしては

看過できない事態だと感じました。

そういう意味で、このように記事を書いてみました。

 

リスクマネジメントやベネフィットの両方に目を向ける機会の場に、

この記事がなれればいいなと思います。

人と比較しすぎないようにするには?

こんにちわ。

日本海側は凄まじい風と雪のオンパレードが現状ですが、同じように

日本海側にいる人にも大丈夫かなって感じています。

 

いろんな意味で、薬剤師国家試験の模試の結果を受けて自分なりの反省点は

凄くあるなと感じています。しかし、人と比較し過ぎることの弊害が起こっている

ことも感じています。私が今後の勉強の仕方を含めて自分の気持ちをどう

コントロールすべきかを考えていきたいと思います。

 

 

なぜ、人と比較することが必要なのか?

これは、特に模試受験経験がある人ならわかると思いますが、学内でなん位

とか全国で何位とかという結果に一喜一憂することがあったと思います。

もちろん、薬剤師国家試験では上から七割が受かる試験であるとされている

ため、自分が全国区でどの位置にいるのかを見て、どこの辺りにいるのかを

みることで、危機意識を煽ることが出来ます。

ただ、成績を公開することで、上位層と下位層に誰がいるのかも完全に分かる

ため、かなりリスクがあるので、そういうやり方をすべきではないと思っています。

 

人と比較することでどういう気持ちになるか?

多くの方が、自分がどこにいるのかがわかれば、上位層であれば、鼻高々でしょうし

下位層であれば、成績が悪いことに対して危機意識を感じる方もいれば、それが

もとで、やる気をなくす方も出てくるでしょうけど。

ただ、どういう結果であっても、成績が良い悪いに関わらず、更に上を目指して

いくことが大事なんだということを気持ちとして持っていく必要があると思います。

 

人と比較する癖がある人は、自信を無くさないために?

皆さんの中でも、人とできないことで、病んでしまう方や、

やる気がなくなってしまうかたもいると思います。

私が今、やる気をなくしかけている身として思うことです。

じゃあ、模試を受けなくてもいいというわけ?って言われそう

ですが、そういうことを言いたいのではないです。

自分の出来が悪くても、本番ではなかったから良かったと思うことも大事ですし、

カルテがあるならそこで網掛けになっているところをもう一回やり直せる機会に

恵まれたと思えばいいのです。

成績の公開処刑を受けて、全員の成績が一挙に公開されることで、自分がどのあたり

なのか…、下位層か上位層かで、精神的な程度も異なってくると思います。

でも、そんなものは気にしなくてもいいです。

上位層であったとしても、落ちる人もいますし、下位層でも逆転して合格する人も

います。そういう事情があることを認識して、勉強を続けることが大事だと思います。

 

今出来なくてもいいけど、本番には出来るように。

そこに対して厳しくありたいと思います。