薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

Go To を使った人は悪…?

おはようございます!

 

ある動画をみて、違和感を感じたので、少し書き残そうと思います。

 

私も、実際には模試受験のため、県南の予備校に行っていました。

そこでは本当に寂しいぐらい、感染対策が徹底されていました。

 

でも、医療現場で働いている医療者たちの雰囲気に

『Go  Toを使った人は、』っていう認識があるということに、ある種の

怖さを感じました。

 

もちろん、医師も薬剤師も、他の医療現場で働いている多くの関係者が

疲弊しながら働いている現状はもちろんあります。

 

私の親も医療現場で働いている身で、私が予備校での模試受験するか否かで

かなり、激しく言われました。

模試を受験しにいくのは、仕方ない。けどな、もしあんたが感染した状況で

帰ってくることがあれば、本当に大変なことになるんだで、もしそうなったら

お前の責任だと言われかねないだよ

その一言で、私は自分にのしかかってくる重たい錘を身に感じていました。

 

でも、私自身何事なく、模試を受けてかえってきているわけです。

 

それに、Go   Toを使って旅行した人が全員感染しているのでしょうか。

それを使ってなる人、なっていない人がいるのが事実ではないかと思うのです。

 

確かに、Go  Toにより感染が拡大した可能性は否定できません。しかし、旅行に行く

ことで、気持ちをリラックスして仕事に向き合っていきたいという考え方をしている

方も少なくとも居られることが悪いことなのでしょうか。

気の緩みが、感染を助長したとか…言われていますが、本来議論するのはそこではないかなって感じます。

 

もちろん自粛を余儀なくされている方にしてみれば、『なんで、使ってまで、

旅行するのか?』って思われることもわかります。

 

なら、感染しないために自分たちが出来ること、もっと根底の部分を

考えなおしていくしかないといけないのではないかと考えています。

十代、二十代での感染が多いです。これがなぜ、起こっているのか、そこを

考えなおす必要があるのではないでしょうか。 

 

感染者を減らすことが重要という意識は間違っていないと思いますが、

でも、本来それをするなら、感染リスクを減らすことが重要なことではないか

と思うのです。論点がズレているなっと思うわけです。

 

では、なぜ、題名のように『Go   Toを使った人は、悪』と思う雰囲気が

出てきているのか考えてみると、本人もその周りも心が疲弊しているということ

が考えられます。

 

軽症でも、重症化するリスクがある、重症患者がどんどん増える。

病院でクラスターがでる、救急の受け入れすら拒否の現状。

 

院内でも、感染を抑え込むことに躍起になっている実情がありますし、仕方ないこと

だと思います。

 

でも、そこを何とかすることが出来ないか…という発想の転換が出来ることが

本来、医療現場で働いている方に求められている部分です。

 

医療崩壊が起こるのも時間の問題でしょう。

私はそう感じています。

 

でも、できることはたくさんあると思いますよ。

普段の感染対策だけではなく、ご自身の免疫機能の強化、そして、

子どもの時に免疫機能を鍛える期間を与えることで、より機能を強化すること。

 

こういうご自身ができることを皆さんがしていくことが必要ではないか

と思っています。

 

薬剤師という立場になる人間が、免疫を鍛えることを声高く言うことではない

と思いますが、安易な投薬、不適切な薬物治療によって、本来あるべき能力を低下させてしまっている可能性があるということをみなさんに知って頂きたい…そう強く思い

記事を書かせてもらいました。

 

※実際に免疫機能が低下している可能性がある方が多いと思います。

 適切な薬物治療や経過観察するという勇気が必要であると常に感じています。

 ただ、一つ誤解して頂きたくないのは、ワクチン接種を悪だとは思っていません。

 確かに自然免疫で治せる力と免疫を鍛えることは必要という考え方ですが、

 このワクチンを接種をすることで治せる可能性がある疾患が多くあります。

 その可能性をしっかり認識して打てるものは打ってください。

 今の時期なら、インフルエンザ予防接種…は絶対にうってください。

 (2021年1月8日付 追記)