薬剤師になって見せる~医療職としての吟持を持って~

106回薬剤師国家試験に合格。次なるステージを見据えて自身の気持ちを前向きに考えて、薬剤師としての一歩を

性感染症…自分の身を守る最低限の対策と、相手への思いやりが大事

おはようございます!

性感染症の中で感染が右肩上がりになっている梅毒。一番よく罹患する確率が多い

クラミジア。これらのように、感染対策において重要なものが、性行為の前に、

必ずコンドームの装着が必要であるというのは周知されています。

しかし、その装着だけではなく、ワクチンも接種することが予防には大事だ

とされている疾患があります。それが、今回の『子宮頸がん又は尖圭コンジローマ』

の原因ウイルスになっているのが、『ヒトパピローマウイルス』です。

ヒトパピローマウイルスの型は何があるのか

子宮頸がんや尖圭コンジローマの原因として言われています。

しかしながら、子宮頸がんの原因になるのは、発癌性が高い16型、18型です。

あと、尖圭コンジローマの原因になるのは、発癌性が低い6型、11型です。

そもそも、多くの場合、自然消滅が可能であるものの、持続的感染が基で、

発症することがあるということを考えると、子宮頸がんの検査は絶対に

受けておいた方が良いと思います。

なぜ、子宮頸がんのワクチンを接種する必要がある

多くあるワクチンの中で唯一、定期接種であるにもかかわらず、未だに

任意の接種が続いているのはなぜでしょうか。

この原因を作ったのは、以下の一連の事件がきっかけであると思います。

www.youtube.com

この動画では、ワクチンの副反応が基で、思うように体が動かせないという症状が

出てしまった方が居られるのが現状だということを示しています。

しかしながら、ワクチンにおけるこのような副反応が起こる確率はかなり低いです。

それなのに、副反応の発生リスクばかりを主張し続けるのは、本当の意味で、

命を守る行為を遮っているともとれる、大変なリスクとなる行為です。

確かに、自身の免疫が十分働いていれば、自然消滅が簡単に起こる、大半はそうだと

言われています。しかし、その中でも、慢性的に居座り続けるものも実際にはいます。

そういうウイルスを本当の意味で、排除し、発症のリスクを抑えることが必要である

と思います。そして、はっきり言ってしまえば、性行為そのものをしなければよい

だけの話です。したら感染するんですから、しなければ感染しません。

女性の接種だけではなく、男性の接種も本当に大事です

www.msn.com

実際にワクチン接種した男性医師が感想を言われています。

本当に、きちんと考えておられていて、誠実な人柄を感じました。

性行為によって相手に感染させれば、その時点で、相手を傷つけたことに

なってしまいます。私が言うのもなんですが、交際するのであれば、そういう

性感染症の検査をきちんと受けて結果を持ってくる、といった『行動から

相手を大切にしたいです』というメッセージを送ってくれる

そういう方が良いなと思います。

恋愛は相手ありきな部分がありますから、そういう検査を男性も受けて、

何もない状態で恋愛をされるほうが絶対にいいと思います。

女性だけではなく、男性の接種率が上がれば、感染するリスクが減るだけ

ではなく、それぞれが『自分の身体を大切にできる』という共通の認識を持ち、

お互いを大切にできる、相互の理解がより一層深まっていくのではないかと思います。

性感染症は『男性だけ』『女性だけ』の問題ではなく、『両性』の問題

性感染症によって命を落とす方が未だにいるものの、私の中で一番印象に残っている

のは、『クイーン』のボーカル、フレディ・マーキュリーです。

彼は、女性とお付き合いをしていましたが、その後は男性とお付き合いをされる

ことになりました。エイズの感染の中で考えておきたいのは、『異性間よりも同性間

の感染』です。これは今も変わりません。結局は、亡くなったこの方の場合は、何方

も大切にしていました。いろんな批判の目にさらされながら、自身の命の灯が消える

前に、収録された『Show   must   go   on』の鬼気迫る歌声。この曲を聞いて私は、

誰よりも、彼の生きた証は一体なんだったのか…と深く考えるようになりました。

女性も男性も、性感染症そのものを『自分事』として考えないといけない状況に

なりつつあります。自分の命を守るためにできる行動。それが何かを考えないといけな

いと思います。

まとめ

性感染症は、自分たちが出来る最低限の対策で、感染するリスクを減らすことができま

す。そして、一番の感染予防は、性行為をしない。ということになると思います。

もちろん、お互いの同意のうえで、関係を持つことは決して悪くないですし、自然な事

だと思います。しかし、本当にパートナーを大事にしたいと思っているのであれば、

なおさら、性感染症の要因がないという『身の潔白』をきちんと証明してから交際

というものをすべきではないでしょうか。

自分の身体を守れないのに、自身の大切な方を守れるはずがないと思います。

ただ、したいからする…それでは、相手を大事にしているとはなりませんし、私は

そういう方とはお付き合いしたくないと感じます。

性感染症全般的に、思う事を書いていきました。ヒトパピローマウイルスから

話が逸れましたが…。また皆さんが思う事、コメントに残して貰えると嬉しいです。

今の教育体制…本当の意味で考えた方がいいかも

こんばんわ。

私が今一番考えていきたいと思うのは、『今の教育体制について』。

薬剤師国家試験対策予備校などが軒を連ねてきましたが、今回の106回の結果を

見て、根本から考え直さないと、本当の意味でどうにもならない可能性がある。

と感じました。ここから先、私の気持ちを書いていきたいです。

『試験に受かる、落ちる』という表面上のみの成績偏重型教育の危険性

国家試験は、自分との闘いだと刷り込まれていますが、何分にも数字の世界です。

受かるか落ちるかで全く現状が異なってきます。受かれば、官軍だと思い、

落ちれば賊軍と感じる…そういう心理状況を作り出している可能性は全く否定できませ

ん。特に、何事もなく、大学でも上から○○%でいたような人なら余計に、下位層に

対して見下していく可能性も否定できません。大変リスクある環境であると言わざるを

得ないのです。

大学に入学する学生のレベルも本当に様々です。医学部のように、それなりに

玉が揃っている環境であれば異なっているのでしょうが、薬学部にはそういう物が

ありません。玉石混交な状態で、ある意味カオス状態です。

そんな中でも、秀でている成績の方に頭を下げて仲良くしていくことも、結構大事

な事として、無意識的にできることも求められる、そんな環境であると言えます。

一刻でも早く、この『成績偏重型教育』を変えていかないといけないと思います。

学校に行く事が負担になっている人達がいる

では、下の記事を見て下さい。

www.msn.com

皆さんが多くが一度は通ってきた『義務教育』。

小学校六年間、中学校三年間の計九年間がこの『義務教育』で使われています。

その後以降は、高校に進学する方が多いですが、昔は、中卒で働いている方も

いたと言います。今のように、行くことが当たり前になっている、感謝の気持ちも

ほとんど見えてこない状況であるということ。

不登校を犯すのは、決して子どもが悪いことではない。成績が伸び悩む子への

フォローが適切にされないだけではなく、成績が悪いのはそこの子のせい…という

考えかたを持たれてしまう事があるということです。

その考え方で、押しつぶされるような気持ちになった子が沢山いるだろうと

思うと悲しいです。辛いです。

『成績上位者が下位者を救う環境を作る』たかぴすさんが目指した物は…

三年前、私のブログの一読者でいらっしゃった『たかぴすさん』。

私の記事にも共感して頂き、会談してみたいとお誘いしたものの、上手く都合が

合わず、悲しいですが、流れ、気が付くと、読者登録から外れ、ブログそのものを

閉鎖してしまっていました。いろんな意味で大変な環境の中、同じ岡山の大学という

共通項があったので、大変親近感を感じていました。

たかぴすさんが、医大生相互支援プロジェクト』というものを立ち上げ、自ら

チラシ配布や自ら交渉を行い、人を集めて、頑張ろうとする力。ものすごいエネルギー

を使って、事業を展開しようとしていた。成績上位者が下位者を助ける環境を

作りたいという一心で頑張っておられたんですよね。それだけの頑張りを出せたのは、

ご自身の経験によるものが大きいです。留年を繰り返しながらも、それでもと思い、

頑張って居られる…、私は凄いなと感じています。

薬学部でも、私たちの代から『勉強会』を開催するようになりました。もちろん、

発起人の一人が私です。いろんな意味で、成績上位者であろうが、下位者であろうが、

共に一緒に成績を上げて行こうという気持ちがありましたし、共に相互理解ができる

ので、いい意味で良かったのではないか?と思いました。

予備校任せにしてしまっている大学…自身が行う『対策』が疎かになっている?

今回の106回の結果を受けて感じた事を書かせて頂きました。

こちらで紹介しています。

kokkasiken.hateblo.jp

 この記事でも書きましたが、大学における対策が疎かになっている結果として

今回の母校のような結果になってしまったという可能性もあります。

もちろん、在学生の方が、思うように問題に対応できなかったという事実が

ないとも言い切れないので、そこは仕方ない部分ですが、予備校に対策における

比重を見ると明らかです。大学内で対策をしっかり行える力があるところで

あれば、特に問題がないです。もちろん、大学内で対策が十分でも、予備校を

使って勉強の仕方を根本から勉強させる意味では、必要ですが、そうもいかない

ということをわかって欲しいです。

 『知識だけではなく、生涯使える知識の構築』繋がりを意識した勉強の仕方を徹底的に磨いていくために必要な事項を教える体制を作る

薬剤師国家試験を受けてみて、受かったからそこでおしまいではありません。

いろんな意味で、考えないといけないことが沢山でてきます。

 国家試験で勉強するものは、ほんの一部にすぎません。今後は、自分たちの力で、

どんどん勉強をしていかないといけなくなります。知識のインプットとアウトプット

を交互にできる力が必要であるのと同時に、今後は、試験というものを受けることが

ないので、ちゃんと自分がわかっているのかどうか?という確認する機会がなくなり

ます。本当に危険です。だからこそ、自分の力がどの程度なのか、働きながら考え

改善できるところは改善し、働いていかないといけないのではないか?と感じます。

そのための体制を自分で作る。今後もこのブログを続けていくための一つの理由に

できるのではないかと思います。

まとめ

薬剤師になるということ。自分の中でようやく『実感として』湧いてきています。

いろんな意味で大変だったけど、でも、その全てが私には必要なことだったと

思っています。

今後は社会にでて、自分なりの考えを持つだけではなく、できない人の気持ちに

寄り添えるだけの力を持つこと。そして、教育体制についても私なりの考えに共感

してくれている方を集めていければいいなと思います。

今後もよろしくお願いいたします。

 

 

読書って何?

こんにちわ。いよいよ、明日に薬剤師免許の申請をしに行くことになりました。

長きに渡った受験勉強も、合格と同時に、終了。気が付いた時には、合格証書を

手にしていました。あっという間の一週間であったな…と感じました。

 

話が変わりますが、皆さんは、本を読みますか。

医療者の方であれば、成書を読むこともあろうかと思います。サラリーマン

だったり、ビジネスマンであれば、その分野の本を精読することがあると

思います。

調査結果からわかる事実について

読書する機会が徐々に少なくなっている中で、今回、こういう調査結果が

出てきているみたいです。

www.msn.com

この記事の中で、私が一番気になったのは、このグラフです。

出典:福島民友新聞社

このグラフを見て、皆さんはどう思いますか?2004年では小学生でも、平均で

4.2冊であったのに対して、2020年では、小学生で平均で12冊に達しています。

しかしながら、中学生、高校生では、2004年の時とお同じぐらいの平均冊数で

あることが分かります。

中学生になって、受験関係で成書に触れることがあっても、普段では、漫画など

活字に触れる機会が少なくなっていきやすくなります。もちろん、これは、高校生

にも言える事ではないかと思うんですね。もちろん、中学生、高校生でも、勉強以外

で読書する習慣がある方はいいのですが、問題なのは、こういう習慣がない方

ではないか?と思います。

読書をする意味ってなんでしょうか

普段から『読書習慣』がある人は、ここから先読まないでいいです。

でも、読書の機会がないから…と思われているのでしたら、どうか読み進めてくださ

い。

まず、読書をなんて読みますか?

漢文てきに書けば『書ヲ読ム』ということになります。この書って、当時の

書物ですから、昔のものですね。例えば、論語などが良く読まれていたと思います。

この書を読むことで、『何が正しく、何が間違っているのか。自分はどのように

行動していくことが大事なのか?』ということを学んでいました。

それは、現代においても一緒です。本を読むという行為があるからこそ、人生が、

広がりを持て、そこで様々な考え方が存在しているということに気が付けるんです。

こういう考え方を持って、読書をすることで、『より能動的に、物事を考えるように

なれる』と思っています。もちろん、成書を読むことで、知識のインプットはでき

ますから、よいのですが、その知識を外に出す、アウトプットにまで、行動を

移せていない方もおられます。本を読んだ感想を、外に出すことで、自分の考えを

広く知ってもらえますし、同じような事で思っている人との交流も可能です。

本を読む、読書をすることで、いろいろな考え方が見えてくることができますよ。

今、私が一番読みたい本について

鈴木光さんの著書『夢を叶える勉強法』

私は、薬剤師国家試験にようやく合格し、そして薬剤師免許を申請することになり

ある意味、一段落がついた…っていうことではないです。

今後、薬剤師という『医療職として、薬の専門家として、プロとして』という

しっかりとした知識を、日々勉強する、最新の知見を徹底的に、知らないと

いけません。薬剤師になったから、終わりという話ではないんですよね。

今後は、しっかり『知識を取り込む→アウトプット→社会貢献』ができるために

どうすべきか、目標をどこに設定するのかを含めて考えるようにしたいと思います。

そういう勉強の仕方そのものを、私はあまり『しっかり認識してこなかった』という

現実があります。国家試験に受かりましたが、目標設定はめちゃくちゃでした。

しっかり、段階を踏んだ上で、勉強をしていくことの方が、適切だったな…。と

感じています。そのため、私は、この『夢を叶える勉強法』を読んで、根本から

やり直す又は新しく薬剤師としての一歩を踏みしめていきたい。そう思っています。

 芦田愛菜さんの著書『まなの本棚』

頭脳明晰が、鈴木光さんなら、その存在を凌ぐ存在になりえる立ち位置にいるのが、芦田愛菜さんではないかと思っています。

芸能の仕事をしながら、短期決戦で中学受験を経験。今は、慶応義塾女子高等学校

に在籍という学生として学業にも勤しんでいる身です。

彼女の発言の節々に感じる『教養の高さ』。これは大きいですね。私も、医療関係者

の家系であったからこそ、それなりの教育を付けさせてもらえましたが、やっぱり

それ以上のものを身に着けていると感じました。その一方で発言の一つ一つが

謙虚なんですよ。育ちの良さを感じさせる一言に、多くの共演者も驚きを隠せない

のではないかと感じます。今回紹介する著書も、ああ、なるほどなと頷ける物であると

感じています。本の帯に書かれていた『本当は誰にも教えたくないです』という

本音。建て前を書かず、自らの思いを書いている所に、私は、彼女の誠実さを

感じます。今まで読んできた本に対して、きちんとした考えを持っているのは

なかなかできることではないです。そういう部分をしっかり意識しながら、読書

そのものを楽しんでいる。私はそんな方の著書を読んでみたいと思います。

まとめ

いかがでしょうか。読書をすることで、いろんな人との繋がり、考え方に触れ、

少しでも自分のためになることがないか…といった経験値を自分から持っていきたい

と思っています。できないなりに、努力するだけではなく、分からない事を

わかるようにする努力というのも大事であると感じます。

そのわからないをわかるようにする…その手段として、読書があれば、それが

貴方の生き方の指針になると思います。

自分なりの読書の楽しみ方、探してみてはいかがでしょうか。

終わります。

 

 

 

107回薬剤師国家試験に向けて、早く対策を行ってください。

こんばんわ。

皆さんは、『Time  is  money(時は金なり)』って知っていると思います。

ただ、今回の記事では、対策を早く講じる事が、どれだけ知識の抜け漏れに対して

必要か、そして盤石な知識の状態で試験に迎えることができるのか?

について話していきたいと思います。

 

 

私が、『104回不合格→105回不合格→106回合格』という過程を経緯して思ったこと

一番思うのは、『知識の蓄積性の多少』。卒延からの開始から、十分な知識がなかった

ことが大きく災いして、私はいろんな意味で大変な状況でした。

化学もちんぷんかんぷん。今では考えられないほど、知識の抜け漏れが尋常ではなく

異常な状態でした。しかし、少しでも、覚えておこうという気持ちが強くなれたこと

で、知識を頭に叩き込むことができたのではないかと思います。

105回不合格が決定した時に、私がしていたこと

これはみんなが、たぶん唖然とすると思いますが、『当日受けた試験問題』を解いて

いました。実際に解いてみると、その時には不明であったのに、もう一回読んだら

分かるということが、あります。そういう『実際に解けなかった問題』を探して、

読むことで、その当時になぜ、解けなかったのかを確認する行為って大事だと

思います。

その後で、薬ゼミの資料を見返す、問題を解き直す…ということをしていました。

よく考えると、この行為があったからこそ、知識の蓄積性が良くなると思いました。

対策は早ければ早いほどいい

 早すぎてしまうのも、途中でダレてしまいますが、遅すぎるのも、困りものです。

自己採点をしていても、何方に転ぶのかがわからない中で、勉強をしたり、

頭を動かしていくのって結構大変です。でも、勉強している事で、精神的な

安定が与えられたり、精神衛生上効果があったりすることもあるので、良いな

と思います。

ただ、もしダメだったとしても、知識の蓄積があれば、多少の事では動じなくなりま

す。

私がしていた『勉強法』について

まず、絶対に外せないのは、『問題演習→青本』の繰り返し。

これがまず出来ていないと、知識の融合が上手くいかないです。特に、私は、

薬剤師国家試験というものを受けるにあたり、知識の繋がりを意識できない

ことが多く、繰り返してもわからないことが往々にしてありました。

そういう時に、どうしていたか?

逃げていました。

 

 

私としては、『わからない問題に必要以上時間を取ることは、時間の無駄だと

感じるようになったから』です。

それなら、とことん徹底的に『質問する』という姿勢を持とうと決意しました。

もちろん、このやり方が私にはあっていたからこそ、今回の結果に繋がった

と考えていますが…。合わない可能性もあるので、人によると思います。

 

という感じです。すみませんが、もし他にあれば、その時に追記しようと

思います。今日はこれまで。

若い世代の癌において、考えないといけないと思う事

こんにちは。昨日、親の職場の方に、証書が来て、ようやく、自分が受かったんだと

実感がわいてきました。五日もかかったのが、懐かしいですが、嬉しくもあります。

 

話が変わりますが、特に若い方にお聞きしたい。皆さんは、癌に罹患する可能性がない

と自信を持っていえますか?癌発症は、高齢者が多い…確かに、そういわれる事が多い

ですが、それはあくまで、統計的な話の中だけのことで、若くても、癌になってしまう

方もいます。

 

今回は、その方たちに対して考える必要性を認識せざるを得ない記事を読みました。

以下です。

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抗がん剤治療の方針が全く決まっていないなかでの治療

多くの癌治療で使われる『レジュメ』って皆さんが知っているものですが、

実はこれ、若い世代を対象にしていないんです。

どちらかと言えば、40代後半からに入ってくる患者さんを対象としている

ものであるんです。

抗がん剤の使い方も、若い人と中年から高齢者とでは、全く異なってきます。

若い人って癌になったら回るのが速いと言われますが、早い段階で止めようとしても、

浸潤スピードが速いので、治療が追い付かない可能性も含まれています。

そういう治療方針が十分に確立されていない中で、治療を行うとなるのを

考えると、かなり大変な話であると思います。

癌は『早期発見、早期治療』が鉄則

皆さん、ちゃんと『予防のための行動ができていますか?』

特に女性の方対象ですが、子宮頸がんワクチンの接種ができてるでしょうか。

子宮頸がんは、ウイルスのヒトパピローマウイルスの感染によって、できます。

尖圭コンジローマとは、型が異なるのですが、そういう物に感染しないことも

大事であると思います。

しかし、子宮頸がんワクチンは、今は『定期接種』と言われていますが、

実際は、あまり打たれていません。このワクチンも、今回の新型コロナワクチン

と同様に、筋肉内注射として接種されます。

ですが、ワクチン接種後の副反応が基で、『定期接種』として思いっきり推奨する

ことが出来なくなった経緯があります。

接種すれば、感染予防ができる。そんなワクチンすらも、打たずに、身を削る

ことになるなんて、あほらしいと思いませんか。

他の癌においてもそうですが、便潜血大腸内視鏡など、体の中で起こりうる

リスクを早急に知らせる事ができる手法をどんどん使っていって欲しいと思います。

若い世代に向けた『癌治療方針』の確立が急務

今あるレジュメを使って治療をしている医師の方が多いと思います。

しかし、若い世代の癌治療に対応していない治療法では、厳しい部分があるのではない

かと私は感じています。多くの抗がん剤の種類などを勉強し、覚えさせられましたが、

私は疑問しかもとませんでした。

若い世代でも、抗ガン剤治療が上手くいかない人がいるのに、そういう人に対応した

新たな治療指針が未だに確立されていない。この現状をいかに改善したらいいのか

と考えています。

癌治療専門の薬剤師も今後はさらに力を求められる

以下の引用部分を見て貰えるとありがたいです。

抗がん剤などの調剤

がん治療は、発症した臓器や進行度などにより、抗がん剤の種類や投与量を変える必要があります。薬剤師は、処方が妥当か監査した上で処方に従って調剤することが仕事です。複数の抗がん剤を用いる際は、薬剤同士の相互作用を確認しなければなりません。また、注射剤であれば無菌調剤となり、より高度な技術と知識が求められるでしょう。

レジメン管理や支援療法薬の提案

抗がん剤の投与など治療計画を記したレジメンや検査結果を確認して、投与量やスケジュールを管理します。また、一緒に投与する輸液の量や支持療法薬の種類などを提案することも仕事です。がん治療は、抗がん剤の投与量や投与方法が複雑、かつ支持療法薬の組み合わせも多岐にわたるため、患者さま一人ひとりの細かな計画が決められていることが殆どです。

副作用や治療効果のモニタリング

副作用が発現していないか、十分な治療効果が表れているかを、聞き取りや日々の検査結果などからモニタリングします。時には、未知の副作用が出ることもあるので、十分に可能性を広げて考えなければなりません。また、便秘や下痢、吐き気などの副作用をコントロールするため、副作用に対する支持療法薬の提案を行うこともあるでしょう。

患者さま、医師からの相談に対応

患者さまをはじめ、医師や看護師などの医療従事者からの相談に対応します。抗がん剤についてや副作用の可能性など、がん治療薬や支持療法薬にまつわる様々な質問が投げかけられるでしょう。しっかりと答えられるよう、十分な知識を身につけておく必要があります。

医薬品情報や論文からの情報収集

最新の医療データを集めて、治療計画に活かすことも業務のひとつです。抗がん剤の情報は日々更新されるので、国内外から文献を取り寄せて読み込むことも必要です。最新のガイドラインや臨床情報などを理解して、使いこなすような高いスキルが求められるでしょう。

地域の薬局との提携

退院後も患者さまのフォローを万全の体制で行うために、地域の薬局と連携します。外来で訪れた時に持ち込まれた処方箋などから薬局を特定し、働きかけましょう。連携の中で求められている役割は。副作用情報に関するフィードバックなど情報提供を行うことです。

 

 出典:『がん専門薬剤師』とは?がん治療のスペシャリストになる方法などを徹底解説【薬剤師の資格入門】|薬剤師求人・転職・派遣ならファルマスタッフ

どうでしょうか。こういう関与を薬剤師としてして行かないといけない事実があるんで

すね。今の若い世代で、癌で苦しむ人をいかに減らしていけるのか、自分の働きが

十分なのかを前向きに考えていくことも大事だと思います。

 まとめ

 癌になるということを信じられない方が多いと思いますし、癌になったらもうだめなの

かというとそうでもない。内視鏡でぱっぱと取れる場合もありますので、早期治療で、

しっかりOKであれば、とても喜ばしいことだと思うんです。

しかし、やっぱり検査や健診への受診率は低いのが現状です。検査してもわからない

場合もあります。でも、何回も検査していれば、異変を見つけ出せる確率はより高く

なっていきます。そうなれば、早くに治療を開始することもできると思います。

そういう健診や検査をきちんと受けに行って欲しいです。

それにより、守られる命があるんだという意識を是非とも、持って欲しいです。

 

ある動画をみて感じた事~様々な特性を理解するために~

おはようございます!実は考えて欲しい事があります。

以下の動画をみて欲しいなと感じました。


知的障害、発達障害児を育てているママたちへ

この動画をまず見ていただき、以下の記事を読んで下さい。

発達障害の子を育てる親の苦労

私は、今回ようやく薬剤師国家試験を受けて受かることができました。

しかし、ある意味、親からは『ボーダー』なのかなと感じられながら育て

られていたみたいです。勉強以外の環境においてこなかった、私の個性を

伸ばしてあげられなかったのでは?と後悔の念に苛まれることもあった

と聞きました。ただ、私のように、『ボーダー』と思われる子以外の

発達障害、知的障害の子を育てている親御さんの苦労は、想像を絶するもの

があると思います。まだ、私の場合は、一つの事に集中できるという個性が

いい方向に向いて、それが勉強と合致したからこそ、結果が良かっただけで、

ある意味奇跡的な話だったんだとこの動画をみて感じました。

学生時代に、悩んだ経験があります

私も、いろんな意味で悩み、苦しんだ時期があります。みんなと同じ事を

するのも、時間がかかってしまう、出来ていない事がある。

もちろん、小中高大と、普通教育だけを修了できているので、みんなと同じ

ようにできていると言われるでしょうが、それとは別に、ありました。

ただ、自分の場合は、『○○したらいけるのでは?』と考え、それが実行

できたので、一人で悩みや苦しみを乗り越えることができました。

ただ、こういう風に、大学まで行き、資格まで取る事ができたというのは、

自分の悩み、苦しみ以上に、周りの協力があってこそだったんだと感じています。

子どもをこれから育てていく方に言いたいこと

私は、親からは、責められることの方が多かったです。でも、できる子ばかり

ではなく、私みたいな人間もいるということに気づけたからこそ、周りに対する

慈愛のある言葉をかけれるようになったと言われたことがありました。

人間だれにでも、自分の特性、個性があります。それは、健常者(児)でも

一緒です。ただ、発達障害、知的障害を持っている方(児)は、その特性が

より強く、目立っているだけです。それをどうこうという事はだめですし、

それを責めることではないと思います。今回の動画の中で、『育て方が悪い』

『あなたに責任がある』と児相の方に言われたそうです。

どれだけの思いをして、その子を育ててきたのか、そういう背景に目を配らず

に、相談者を責めるのは、本当にしてはいけない事ですよね。

でも、そういう相談のために、動ける親ばかりではない、身動きが取れずに、

必死でもがいている親御さんの存在もあるのではないか?私は、感じました。

だからこそ、お子さんを責めるのではなく、その子なりの思い、気持ちを

きちんと受け取ってやって欲しいです。できない事を責めるのではなく、

できる事もあるんだということを褒めてあげて欲しいですね。

まとめ

自分がどうこう言える立場ではないですが、私が生きて来た中で、いろんな悩み

苦しみがあったということ。そして、親も、『私がボーダー』なのではないか

と悩んでいたこと。自身の生きずらさを覚悟して、私は勉強に力を入れること

ができたと思います。もちろん、私の大学時代の先輩でも、同じような悩み

を抱えて居られる方もいました。そういう方も、実際には、医療職で頑張って

居られることもあります。だからこそ、そういう特性を伸ばす、鍛えるための

環境さえ、与えて貰えるのであれば、そういう子たちが心置きなく安心して

自分の特性と向き合える力を身に着けていくことが大事だと思います。

 

感染症治療における薬剤師の立ち位置について。

www.msn.com

こんにちわ。この記事を見た事のある方なら、今から私が言いたいことはわかると

思いますが、いかがでしょうか。

感染症専門医の方の意見で違和感を感じた事

私は、今回の記事は、岡田先生の発言に対して否定的な文があり、少し気になったこと

がありました。もちろん、感染症治療の現場で活躍した事がなくとも、感染防御のため

にどうすべきかといった対策を講じた経験のある方に対して、『医師ではないから、

発言するな』というのはあまりにも高圧的な発言です。

岡田先生は、薬剤師の資格は持ち合わせていないようです。

しかし、感染症研究や実地での現場経験ももちろんあると思います。

それに、発言の一言一言を聞いてみれば、わかりますが、ほとんどが、

『提案型の発言』です。確かに、アビガンを使うべき…と発した所では、少し驚きを

禁じえませんでしたが、それ以外の部分は、ほとんどが、『提案型の発言』です。

ある一言だけを切り取って、どうこういう事ではないのではないか?と感じました。

感染症治療の現場における薬剤師の在り方

皆さんの中で、研修医の方もそうですが、医師の方も、本当にきちんと適切に感染症

治療を行えていますか?必要以上に、処方箋を発行していませんか?

コロナ禍では、コロナウイルスだけではなく、他の感染症も、普通に起こります。

気温が低くなれば、どんどん感染が広がるのは当たり前ですよね。院内感染を起こさ

いために、どうすべきか。これを、考える『専門薬剤師』が存在します。

感染制御専門薬剤師です。この方が何をするのかですが、働き方が以下の通りです。

 感染制御専門薬剤師は感染症や合併症のリスクが高い患者に対して、抗生物質などの適切な投与や副作用の管理などを行います。また、施設における感染予防にかかせない消毒薬や抗生物質に関する取扱書などを作成し、医療従事者へ情報提供、注意喚起なども業務に含まれます。
さらに、施設内にかぎらず、地域や他施設とネットワークを築き、感染制御にかんするガイドラインに基づいた勉強会を実施や、関係者への指導を行うのも大切な役割です。

 このような働きが求められてきます。しかし、今回のコロナ禍においては、この

専門薬剤師の存在があげられることがなく、埋もれている状態でした。

感染症専門医の水野先生、佐藤先生などといった医師がメディアに顔を出し、意見

を求められていました。しかし、本来であれば、専門薬剤師が感染の実態について

しっかり意見を言えるぐらいになっているはずなんですよね。

一方で、今回の感染制御専門薬剤師に求められているのは、薬の適切な投与、副作用の

管理や、環境の管理またはコントロールをすることが求められているんですよね。

でも、実際に治療関与経験がないと、岡田先生を批判されるのなら、なぜ、

『感染制御専門薬剤師』を連れてこないのか?という素朴な疑問を抱えました。

薬剤師がより広範囲に守備力を広げる必要があるのはなぜ?

今回の記事で、岡田先生に対する批判的な意見について感じたのは、感染制御の観点

と、感染症治療の観点の両方の観点に立った意見を述べる力が求められているのだと

いうことを感じました。感染症治療の現場に携わった経験があるのであれば、意見を

言ってもいいと捉えられると感じられたからです。

そのためには、統計的な考え方だけではなく、実際に患者さんに対峙して治療の現場の

最前線で戦っている薬剤師の方が、臨場感を感じられると思います。そういう知識を

現場で働きながらでも、理解し、論文を書くということも、薬剤師としてのスキルを

磨く意味では重要であるかなと感じました。

感染症専門医だけではなく、感染制御専門薬剤師など、あらゆる角度からの専門家の意見を聞ける環境をメディアは目指していく必要がある。

今のメディアには、大半が感染症専門医が名を連ねています。そこで考えていないと

いけないのは、本当に医師だけの意見だけを聞くことだけが正解なのか?ということ

です。もしかしたら、不都合な事実を言っていない場合もあります。

そういう事実がもし、重要なカギになる場合、それを知らないがばかりに、いろんな

意味で、損害を国民が受けるかもしれません。そうならないように、感染制御専門薬剤

師などの専門家を出していればいかがでしょうか。

実際に現場の本当の実態を明らかにすることで、医師が言わなかった事実がより広く

知られ、その事実で救われる命があるかもしれません。

そういう部分できちんとした情報提供ができる事が求められているのが、今のメディア

だと思うので、そういう視点を踏まえてより安全と安心を届けられる存在であって欲し

いと思います。

まとめ

薬剤師という職種でも、感染症ときちんと向き合える仕事だと思います。

知識をしっかり持っているか否かではなく、本当の意味で、事実やデータを徹底的

に公開するなど、よりよい安全を届ける立場としての存在になります。

私は、そういう身であることを理解したうえで、より安全な薬物治療を提供できる力を

身に着けたいと思っています。

様々な意見が多くあるのが、普通ですが、『感染制御専門薬剤師』の存在が、今の

現場には大事です。メディアには、発信するとはいえ、しっかりとした、経緯を説明

する必要があると思いました。